釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

9月30日 色々釣ったな

2016年09月30日 | 日記


夜明けの海は、雨雲が掛かっていた。

しかし、海の色は晴れ晴れとした、青い透明感のある色をしていた。

「この色を見るのは、久し振りや」

「この色なら、何か釣れそうな気になる」

台風16号以降に、青い海を見るのは初めてだ。

緑色した、菜っ葉潮じゃないだけで嬉しくなる。



潮の色が良いと、ワタリガニも気持ち良さそうに泳いでいる。

青い海を眺めながら、脇坂さんと今日の釣りを開始する。

ベイトも、朝間詰めは沈み瀬の落ち込みアタリに集まっている。

潮は、ゆっくりと沖に払い出している下り潮。

脇坂さんに、今日最初のアタリが来た。





「最初は走ったけど、後は重いだけ」

と言って、船上に釣り上げたのは2キロクラスの良型のヒラメ。

「縁側が美味しいよね」と、笑顔。

しかし、この後、流れが変わり潮が北に行きだした。

「潮が上りに変わってきた。ポイントを変えましょう」

船を北東方向に走らせる。

「沈み瀬の上にベイトが居ますよ。瀬の駆け上がりの処の方がベイトが多いですよ」

ジグを投入していた脇坂さんに、強烈なアタリが来た。



いきなり数十メートル走られ、重々しい走りで竿を曲げている。

時折、竿先が海面に突き刺さるように曲がっている。

何度も、やり取りを繰り返し海中に姿を見せたのは、2メートルは有りそうな大きな鮫。

「うわっ、鮫や。リーダーを切りましょう。こんな大きな鮫を船に上げたら大変だ」



リーダーを切って逃がしたが、こんなに大きな鮫を久し振りに見た。

この鮫と、ダブルでヒットした私の獲物は鰺だった。



鮫が釣れたこともあり、再度のポイント移動。

「ちょっと水深が深くなりますよ」

此処のポイントのベイトは、海底付近から浮き上がらず、底べったりの感じだ。

海底から5メートルの範囲を攻めていた、脇坂さんにアタリ。





2キロクラスのニベだった。

この後、脇坂さんにアタリが連続する。



鰺に、ウッカリカサゴは良型だ。

潮が沖からの突っ込みに変わったところで、又してもアタリが来た。





3キロクラスのニベだった。

「今日は、青物が来ない」

狙いは青物だけに、ニベは一寸寂しい感じだ。

しかし、この後、根掛かりかと思うようなアタリが来たが、相手の突っ込みを耐えていたら針が外れた。

「口が切れたみたいです」

と、残念そうな表情だ。

「ポイントを変えましょうか」

船を沖合に向けて走らせると、綺麗な青々とした潮が来ていた。



「これで、潮が落ち着いたら食いが立ってくるかもね」

「そうですね。良い感じの潮ですね。この青い潮は見ているだけで気持ちいいですね」

潮目アタリには漂流物も多いが、明日の釣りに来たいがもてる良い潮だ。

「今日は、色々と種類を釣ったけど、青物が出らんかった」

「次回に期待しよう」

青い海を気持ちよく走りながら、帰港した。




9月29日 波の様子見に出船

2016年09月29日 | 日記
道路の上からでは、どうしても波の状態はよく分からない。

じゃ、昼から船を出してみるか。

しかし、湾岸道路から見た海は、南東の風が強く吹き、波も南東からのウネリとなって寄せていた。

「ちょっと、揺れるかな」

船着け場に行き、久し振りに船のエンジンを掛け、いざ出船。

生け簀に生かしていた、鰺子も気になったが全部活きていた。

日曜日に、O先輩から頂いた大切な生き餌用の鰺子。

沖に出て、生け簀の中をざっと洗うと、中に溜まっていた泥汚れみたいな物が浮かんできた。

赤灯台を過ぎて、船のスピードを上げて生け簀の中の水を循環させる。

これで、暫くは大丈夫。

進路を裸バエ方向にとって行くと、次第に波が高くなってきた。





裸バエから真東に船を進める。

このまま、水深50メートルまで走ろうとした時、ラインが来たり電話が来たりと、しばし船を止める。

潮の色は、相変わらず菜っ葉潮だが、表面を流れる潮は緩やかになっている気がする。

後は、下潮がどれくらいの速さになっているか。

ベイトは、各ポイントにそれぞれ居るだろうか。

水深40メートルのアタリには、海底付近に小さいベイトボールが写っている。

連絡の内容は「潮はどうですか?」「ベイトはどうですか?」と、やはり皆さん気になっているようだ。

私も、この様子が知りたくて船を出してきた。

でも、もう一つの連絡は、最近連絡を頂くようになったKさんから「船着き場に遊びに行きたい」との用件だった。

「3時頃に帰ります」と返事をして、様子見を切り上げる。

船着き場に帰ると、Kさんが待って頂いていた。

「こんにちは、初めまして」

「こんにちは、海はどうでした」

と挨拶に始まり、キャスティングやジギング、鯛ラバの話と盛り上がっていく。

話が盛り上がっていると、仲間の漁師のSさんや船仲間のHさんとUさんにSさんと次々と人が集まってきた。

台風から、釣りのポイントの話等々、気が付いたら5時を回っていた。

楽しい仲間達と過ごす時間は、直ぐに過ぎる。

「明日は、出てみます。頑張ってきます」

と、明日に向けてお開きとした。

9月28日 なんとか出られそうだけど

2016年09月28日 | 日記
朝6時過ぎ、船仲間から電話が来た。

「今、小場島の内側にいますが、表ももしかしたら出られるかもしれません」

「エギングは、アタリ有りました」

「いえ、イカはまだ当たりません。頑張ってみます」

内場でのエギングに船を出している仲間からの連絡だが、沖に出られそうなら良いのだが。

暫くすると、動画が送ってきた。

それを見ると、沖合は白波は余り見えないが、大きめなウネリが波長を長くして寄せている。

「沖の方は、青い感じの潮が見えます」

「もしかしたら、潮が変わるかもしれません」

今の沖の状況を、次々と送ってくれている。

私も、海の状況を確認するべく、先ずは湾岸道路に行ってみる。







連絡の通り、白波は見えない。

しかし、大きなウネリは打ち寄せていて、見える限りの海岸線は打ち寄せたウネリが、岩に砕けて白波になっている。

赤灯台に行ってみようとしたとき、仲間の船が帰ってきた。

「どうでしたか?」

「全然釣れませんでした」

「キャスティングもやってみたのですが、駄目でした」

「沖には、何とか出られると思います。明日以降は台風18号の影響次第ですね」

「そうですね。又ですもんね」

出られそうで出られない、ジレンマが続くかな。

9月27日 早く、直したいな

2016年09月27日 | 日記


台風16号で、壊れた実家の外壁。

今は、養生シートを張って、雨水などの浸入を防いでいる。

先に頼んでいた、修理に伴う見積書ができあがったことを受け、早速保険請求の手続きをする。

足場を組んでの修復作業になるので、それなりの金額になっている。

家自体も築50年近くになっているので、壁も可成り傷みが見えている。

修復を依頼した業者にも連絡を取り、早い内に取りかかって貰うようにお願いした。

台風17号の影響で、海が時化て船が出せない。

こういった手続きをするには、丁度良かったかもしれない。

予約を頂いているお客様には、今日も明日も船が出せないことを連絡して、理解して頂いた。

波とウネリの状態は、昨日と余り変化がない。

今日は、朝から雨が降ると予報では言っていたが、海岸アタリでは雨は余り降らなかった。

でも、宮崎のお客様は「宮崎は、雨が降りましたよ。激しかったり、パラパラだったりしてました」

と、電話で話を聞いた。



写真は、昨日の波の様子だが、明日も変わらないのだろうか。

市内の仲間からは、陸から釣り上げたシーバスや、タチウオ等の写真が送ってくる。

みんな、海が時化たときの緊急ポイントを、それぞれ持っているみたい。

私も、何カ所かはそう言ったポイントがあるのだが、やはり船で釣り上げたい。

修理に出している、ジギング用のベイトリールもそろそろできあがってくる頃。

先日、3キロのヒラマサを釣り上げた時は、昔使っていた夜釣り用のスピニングリールを使ったが、ドラッグ調整がなかなか難しかった。

明日は、仲間が船からのエギングに行くと言っていた。

もうすぐ10月だし、型の良いイカの情報も欲しいところだ。

9月26日 海岸線をドライブ

2016年09月26日 | 日記
宮崎の法務局に用事があったこともあり、妻と久し振りに海岸線をドライブ。

海岸線は、どこも凄い白波が打ち寄せている。

「海が凄い時化てるね」

「そうだね。台風の影響は凄いね」

「濁りも凄いみたいね」

「これが悩みの種なんだよ」

こんな話をしながら宮崎に行き、法務局で用事を済ませる。

用事は、10分足らずで済み「さあ、帰ろうか」と車へ。

「堀切峠に寄るの」

「そうだね。寄って海を見てみようか」

堀切峠から眺めた海は、何処までも濁っている。

そう思っていたが、沖合の方は青い色に見える。





午前中に釣り仲間から連絡があり、「内海の沖アタリは、青い潮が来ているみたいですよ」と言っていた。

そんなら、日南まで流れて来いよ。

と、考えながら海を見ていると、沖に向かって広がる濁りに押されているように見える。

沖で、黒潮が蛇行しているのかな。

立石海岸まで戻ってくる。

「海が青く見えない」

「光の方向が変わったから、そう見えるんだろう」

立石海岸も凄い波だ。





明日の予約を頂いているお客様には「船は出られません」と、伝えよう。

別な、仲間も言っていた。

「今週いっぱいは、出られんですよ」

その通りかもしれない。