釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月31日 こんな所に…奴が

2016年10月31日 | 日記
相変わらず沖は北東の風が強く、海とウネリが高い状況。

沖合の行きたいポイントに、なかなか行くことができない。

最近は、タチウオ釣りにはまっている感じだ。

今朝もまだ暗いうちから、沖波止のタチポイントに行く。

船が2隻来ているが、楽に流して釣りができそうだ。

その一投目に、直ぐにアタリが来た。

指4本は有りそうな、良い型のタチウオが来た。

タチウオは、其処まで引かないだろうと思っていたが、最初の引きは重くて強くて結構おもしろい。

ジグが着底して、ゆっくりとシャクリながら巻き上げる。

タチウオがヒットすると、ググッと重みが竿先に掛かり、いきなりの重い引きが始まる。

下手をすると、リーダーがタチウオの歯に当たり、スパッと切られることもある。

仲間達は、ジグの結び目の所をワイヤーを着けている。

「これなら、切られる心配は無いよ」

それが良いと思って、自宅の釣り具の中から石鯛用のワイヤーを持ってきて、40センチ位の長さにしてリーダーにつないだ。

時折は当たるのだが、ジグの動きが悪くなるのか、当たりの数が少なく感じる。

もう一度、ナイロンリーダーの10号にしたら、スパッと当たりと同時に切られた。

「やっばりな…」

他の仲間も「切られた」と、叫んでいる。

仲間の船が集まっているだけに、賑やかだ。



10本くらい釣ったところで、急に当たりが出なくなった。

すると仲間の一人が、大当たりをとらえた。

強烈な引きを溜めて、やり取りを繰り返している。

私も、船を近づけて「何が釣れたのだろう」と、見学することにした。

暫くして、獲物が見えてきたようだ。

「あっー、ハンマーヘッドだ。これが居たら釣りにならない!」

「こんな波止の内側に、奴が居るか…」

「タチウオを狙って、寄ってきたのかな」

これまで、ハンマーヘッドが居てまともに釣りになった事がない。

「俺は、帰ります」

仲間達は、直ぐに帰りだした。

「私も、とりあえず後1度流してから帰ります」

そのラストの流しも、一度も当たりがないまま帰港した。

「明日も、鮫が居たら嫌だな…」

10月30日 朝のタチウオ、昼間のウネリと旧友編

2016年10月30日 | 日記
一寸出船が遅れると、タチウオのポイントは釣船で一杯だった。

私の船仲間達の船も、4隻ほど来ている。

私は、空いているところに入り、直ぐにジギング開始。

仲間達からは、「遅ようございます。入れ食いだよ」と声が掛かった。

当たりは、私にも直ぐに来た。

指3.5本くらいのまずまずの型だ。



周りの船を見ていると、あちらの船、こちらの船と次々とタチウオが上がっている。

朝間詰めの貴重な時間帯なだけに、みなさん真剣勝負だ。

「どれくらい釣れました」

「20本くらいかな」

「私も2桁行きましたよ」

「ジグを切られてしまった」

仲間の船が近付くたびに、色々な情報を聞かせて貰っている。

しかし、夜が明けて周りが明るくなると、やはり沖合が気になってくる。



タチウオを中断して、裸バエまで行ってみる。

北東の風が吹いて、ウネリと波が高い状況は昨日と変わらない。

一寸迷ったが、水深40メートルのところまで行ってみることにした。

風に向かって走っているので、波飛沫を被りながら走る。

途中で諦めて、30メートル付近を流してみるが、段々と北東の風と波が高くなってくる。

仲間達からも「もう一度、タチウオに戻ります」と、連絡が来た。

私も沖合は諦めてタチウオに戻り、数匹を追加。

その後、潮に濁りが入り始めたこともあり、帰港した。


旧友編



長崎の五島列島の若松から、旧来の大切な友である竹中晃さんが宮崎に来訪。

佐土原のホテルに会いに行き、近くの居酒屋で一緒に食事する。



学校PTAの大きな会議が宮崎県であり、他の同行の皆さんともご一緒させていただく。

私が、五島にクロ釣りに通っていた頃からの友達だ。

若松で釣具店を経営されていて、その当時は大変お世話になっていた。

釣船や鯛ラバ、ジギングの話で大いに盛り上がり、釣り大会での思い出話にも花が開いた。

楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまう。

「また、会いましょうね。お互い、元気で頑張りましょうね」

なごりは尽きないが、固い握手をして別れた。

10月29日 予期せぬウネリ

2016年10月30日 | 日記
朝5時過ぎ、船着き場では西風が吹いていた。

予報では、北風が強いようなことを言っていたが、嬉しい誤算に感じる。

夜空には、綺麗な空きの星々が輝いている。

「今日は、釣れると良いですね」

塩田さんと朝の挨拶をして、出船する。

「夜明け前にタチウオを少し狙ってみましょう」

沖波止の内側には既に3隻の船が来ていたが、岸よりのポイントに入る。

船を流し始めて、暫くすると塩田さんにアタリが来た。

「おっ、来た来た」

竿が、結構な曲がりを見せている。



上がってきたのは、指4本クラスの良型タチウオ。

他の船でも、当たりが出ているようだ。

今度は、サゴシが来た。



ポイントを沖波止の先端付近に変える、タチウオの当たりが連続する。

指3本から4本クラスが殆ど。

時折、竿先が海面に突っ込む当たりも来るが、途中で外れる。

夜がすっかり明けた7時過ぎに、大島の東沖に向けて、船を走らせる。

風は、西風が吹いている。

心配していた、波もウネリもこの時点では殆ど無い。

70メートルのポイントで、塩田さんに直ぐにアタリが来た。

強烈に竿先が突っ込み、ドラッグからラインが引き出される。

一瞬、青物を思わせるような当たりだ。

しかし、途中からラインが、割かし楽に巻き取れるようになった。

上がってきたのは、予想にもしなかった外道だった。

最初の引きと、上がってきた外道と感覚が合わない。

気を取り直して、ポイントを移動する。

すると直ぐにアタリが来た。

「今度は、凄く重々しい感じです」

上がってきたのは、1キロ超の大きなアラカブ。



「こんな大きなアラカブ、久し振りに見ましたね」

船上が楽しい雰囲気になる。

しかし、この頃から北東から大きなウネリが入り始めた。

「何のウネリかな」

時間の経過とともに、段々とウネリが高くなっていく。

水島では、渡船が釣り人を緊急回収している。

ウネリが、目線を越えるようになってきた。

「我々も安全のため、内場に移動しましょうか」

予期せぬウネリで、沖合のポイントを諦める。

他の船も、内場へと移動し始めた。

「今日は、諦めましょうか」

塩田さんの申し出もあり、午前10時前に帰港することにした。

10月28日 気持ち、すっきりせんな

2016年10月28日 | 日記
夜中の2時過ぎに、目が覚めた。

朝の6時と間違えて、妻を起こしたら「まだ2時過ぎやが」と不機嫌だった。

そりゃそうだろう、時間を間違えて起こされたんだから、謝。

気持ちを落ち着けて、もう一眠りと思い横になった。

外で、雨の音が聞こえる。

「すでに雨が降っているのか…」

6時過ぎに目が覚めたとき「外は、雨が降ってる?」と聞くと

「土砂降りじゃないけど、雨だよ」

朝なのに、なんか気持ちがすっきりせんな。

原因は、はっきりと分かっている。

海がずっーと時化っぱなしで、思うように釣りができないからだ。

お客様からは、日南海岸の時化ている様子が、ラインで送られてくる。

それでも、昼からでも出られれば…と、思って湾岸道路に行ってみた。





沖の方は、白波が見える。

結構な波が、ありそうだ。

おまけに、ゴロゴロと雷が鳴り出した。

雷が鳴ると、完全に船を出す気持ちが萎えてくる。

「こりゃ、明日まで無理だな」

自宅に帰って、釣りビジョンを見ていたら、日差しが出てきた。

直ぐに、仲間達から連絡が来た。

「青空が広がってきました」

日差しが出ると、何となく気持ちもパッとした感じになる。

さっきまでの雷も、どこかに行ってしまった。

明日は、北風が吹いてくる予報だが、船を出してみよう。

朝一にタチウオを一寸やってみて、それから沖に出てみよう。

「風が強くなってきたら、帰ってきましょうか」

「それが良いですね」

明日は、どんな釣果になるのやら。

10月27日 良い潮が来てる

2016年10月27日 | 日記
湾岸道路の上から見る潮は、青くて透明感があるように見える。

潟近くは、緑がかった下り潮だと思う、その沖側は青い上り潮だと思うが、潮同士が押し合う壁になっている。

昨日は、沖合水深70メートル当たりにあった壁が、今日は裸バエの直ぐ側まで来ている。



しかし、海上では北風が強く吹いているようで、白波が立っている。

船仲間の漁師さんも、裸バエの前に出るのは躊躇っている風だった。

私も風で白波が立つときは、沖には出たいとは思わない。

釣りに、風は難敵だ。

お客様からは「パヤオのところまで、黒潮が来ているようです」と連絡が来た。

去年、黒潮が近づいてきた時、沖にいると潮が盛り上がるようにして、押し寄せてきたことがある。

黒潮の支流だと思うのだが、盛り上がって押し寄せる潮をその時、初めて見た。

その時は2人のお客様を乗せていたが、その潮の中に入ると、でかい鯖が入れ食いになった。

海面近くに、もの凄い数の鯖が泳いでいるのが見えていて、鯛ラバに枝針を着けて落とすと直ぐにヒットしてきた。

直ぐにイグロークーラーが満タンになった。

しかし、鯖しか釣れないというのも、辛いものだった。


船付き場で船仲間と話していると、別な仲間が車で通りかかった。

「昨日は、水島当たりで2キロクラスの鯛が釣れたよ」

「良かったですね。私は、白甘鯛でした」

「また連絡しますね」

と、釣果情報を教えて貰った。

私は、鯛を釣りきらなかったが、他の釣り人は鯛を釣り上げている。



ポイントを掴めば、釣果もあると言うことだ。


この潟近くまで来ている青い潮が、良い釣果に繋がる潮なら良いのだが…。

「良い潮が来ているけど…」で終わらなければいい。