釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月8日 赤潮が発生

2021年06月09日 | 日記
去年も、赤潮が発生した記憶が有る。

確か、今頃だった様な気がする。

海中が富栄養化になって、酸素が不足していく。

確かそんな状態になっていくのでは、無かったか。


昨日からの、潮の異変に苦戦している。

「釣果を求めて、朝間詰めに入るポイントを変えます」

風が北西になっている。

時間経過と共に、海も凪になっていく筈。


魚礁周りから攻めていく。

ベイト反応は、まずまずと言った感じだ。

「ベイトの正体が知りたいですね」

そんな話をしていると、黒原さんにアタリが来た。

「ベイトの正体が分かりますよ」




真鰺が、ヒットしてきた。


上野さんも、アタリを捕らえている






良型の真鰺が、上がってきた。


「釣れる内に、鰺を釣りましょう」

昨日からの潮の不調に、何とかして釣果を上げたい。








高妻さんにも、アタリが来た。

良型の真鰺が、ポツポツと上がってくる。

「嬉しい釣果」に、ホッとする。


鰺の釣果が、気持ちを楽にしてくれる。

移動するポイントは、迷ったが…。

この時期は、やはりイサキを狙いたい。


浅い岩場に移動する。


しかし、浅場では、海面に赤潮が薄く漂ってる。

海中の“ノロ”みたいな汚れも漂っている。

そう言った漂流物の少ないポイントに入る。




上野さんにアタリが来た。




40センチを超える、真鰺が上がってきた。

「これは、大きいですね」と、笑顔が輝く。


高妻さんも、アタリを捕らえている。








真鰺、ウッカリカサゴ、ニベと、順調にヒットだ。








黒原さんの真鰺も、良型。

連発するアタリではない。

ポイントに見当を付けて、拾い釣りの様な感じになっている。


潮がイマイチなのだからか、針はずれが多い。

周りにいる仲間からの連絡も「針はずれが多い」と、言っている。


昼過ぎになると、赤潮があちらこちらで見られる様に広がってきた。





赤潮の不調の中、頑張って頂いた高妻さん、上野さん、黒原さんには感謝申し上げたい。

6月7日 潮に異変

2021年06月09日 | 日記
時間経過と共に「何か…潮が変だ…」と、思うようになった。

潮の、何が変に感じているのか。

「動いていない」「下潮が速すぎて、仕掛けが落ち着かない」「二枚潮になっている」等々の日常に良く感じる事とは、少し違う気がする。

気が付いたのは、午後便で出た時だった。

“赤潮”が、発生していた。



ベイト反応は、良い感じで出ている。

「アタリが来ても、良いはずなのだが…」

なかなか、ヒットに結び付かない。

漸くのアタリは、日高さんに来た。




良い感じの、竿の曲がり。

「おっ、来ましたね」と、嬉しくなった。




上がってきたのは、良型の真鰺。

ジグにヒットしてきているのを見ると、魚の活性は有る気がするが…。

後が続かない。

簑原さんも、頑張っているのだが、アタリに繋がらない。

1時間、2時間と、時間が過ぎていく。

「潮がおかしいな…」

このアタリから、潮の変化に疑問を感じ始めた。

「気分転換に、ロックフィッシュをやりますか」

干潮の潮止まりから、満潮の潮が動くタイミングで、魚の食いに変化が出る事を期待する。


しかし、ロックフィッシュには“凄い大物”が潜んでいた。


水深10メートル前後の、浅場を攻める。


簑原さんが、アタリを捕らえた。

良型のアカハタに「お土産確保」と、ホッとする。




良型のアカハタも、ヒットしてきた。





日高さんには、大アタリが来ている。




水深が浅いだけに、走られたくない。

太いリーダーで、相手の走りに耐える。

「何だ、これは」

竿を握る手に、力が入る。

「あっ…」

針が外れた。

「くっそー!何だ今のは!」


竿が凄い力で、海面に突き刺さらんばかりの、曲がりを見せた。


簑原さんの、頑張っている。

アカハタを、順調に釣り上げている。






良型が、連発してきた。


日高さんも、仕掛けをより太くして、大物に挑む。

「絶対に取ってやる!」

強い決意で、仕掛けを入れる。

アタリが来た。




相手の凄い力で、竿が立てられない。

「頑張って!」

傍らで、固唾をのんで見守るしかない。

竿が思い切り伸される。

「竿が折れる」

水深が10メートル位なので、直ぐに岩場に走られる。

耐えるしかない場所だ。

「ウウッ、オオーッ」




日高さんの口から、唸り声が聞こえる。

相手は走り、日高さんは耐える。

「浮かせられるかも知れない」

そう思った…が…。

バチッと、リーダーが切られる音がした。

「ウオッ、何じゃ今のは。化け物が居る」

強烈な格闘の後に、大きな驚きが表情に表れていた。


「次は、取っちゃるど」

ジギングは、潮の異変に大苦戦。

しかし、ロックフィッシュは、大格闘と好釣果を得る事が出来たが…。


複雑な心境で、船着き場に帰る。


午後便の、佐藤さんと私の従兄弟の信司と、交代する。

信司と日高さんは、親しい仲。

笑顔で挨拶して、交代する。

「ロックでやられた」と、日高さんが信司に伝える。

「頑張ります」と、信司が答えている。



午後からは、北東の風を覚悟で、南に下る。

「今日は、ロックオンリーで行きますね」

何カ所かの、浅場を回る事にした。

ロックフィッシュ得意の佐藤さんが、信司の指南役。





最初のポイントは、岩場が波を被っている。

海底は、ゴツゴツした岩場。

「瀬掛かりは、お友達よ」の覚悟で竿を振る。


最初のアタリは、佐藤さんに来た。




続けてアタリが来る。



瀬掛かりに苦しんでいた信司も、アタリを捕らえる。




35センチの良型だ。

「釣りました」と、笑顔が良い。




荒い岩場から、アラカブもヒットしてきた。


少しずつ、ポイントを移動していく。

以前から「彼処で、やってみたい」と、思っていたところを巡っていく。


佐藤さんも「雰囲気を感じるところでは、ヒットしてきますね」と、釣果を重ねている。





信司も、佐藤さんにアドバイスを貰いながら、釣果を上げている。






二人共に、順調に数を重ねていく。


「移動しましょう」

夕方になって、風が落ちてきた。

海上も凪になって、走りやすい。


沖合に出てきた。

「此処は、浅いところで5メートルだよ」

「瀬は、もの凄く荒いよ。瀬掛かり必至だよ」

ここでも、最初のヒットは佐藤さん。




鬼カサゴも、ヒットしてきた。




海底の荒さに苦戦しながらも、信司が釣果を上げている。







「今日は、ロックフィッシュに専念して、頑張りました」と、笑顔が輝いている。



釣りの途中に、海面に赤い物が筋になって浮遊しているのが確認。

「これ、赤潮ですよね」

沖合には、赤潮の太い筋が出来ていた。

「うわっ、これは大変だ。潮がおかしくなっている」

そんな不安を抱えて、午後便の釣りを終えた。