釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月30日 焦れったい気持ち

2021年03月31日 | 日記
下りの中潮。

これまでの実績としては、潮の動きは良いと思っている。

釣果も、そこそこの物が、上げられている。

しかし、今日の中潮は”焦れったい気持ち”を感じさせる潮だった。



最初のポイントでは、鰺や鯖が良い感じて当たってきた。

横山さん、早永さん、高妻さんともに、良型の鰺、鯖を当てている。










出足としては、まずまずの良い感じ。

船を流す度に、ベイトの反応が増えている。

最も、反応の良いところでは、海底から40メートルの高さ位までベイトの反応が出ている。

その中に入れば、鰺、鯖のアタリが来る。

「鰺等がベイトなら、何かが付いているはず」

魚探を見て、感じることを皆さんに伝える。


横山さんと早永さんが、同時に大当たりを捕らえた。




横山さんのアタリは、一度針が外れて、改めてヒットしてきた。

最初のヒットの時には、周りに何匹が付いていたのだろう。

「浮いてきた」

水深の中程まで、獲物が浮いてきた。

しかし、ここから海底まで、又しても走られる。

その走りに耐えて、我慢していたのだが…。

「あっ…切られた」

最初に早永さんがやられた。

その後に、何度も走りに耐えていた横山さんも、リーダーを切られた。

「何やったろうか…」


気持ちを切り替えて、船を流していく。






カサゴや、オキアジが、ポツポツとヒットしてくる。


ポイントを変えてみた。


次のポイントでも、魚探にはベイト反応が出てくる。

しかし、バイトが無い。

潮の動きを見ていると、0.2ノット前後と動きが悪い。


他の船で釣りをしている方からも「潮の動きが悪いですよね」と、連絡が来る。

私の船に、来て下さるお客様からは「13キロのブリを釣りました」と、嬉しい連絡も来た。

大物釣りに腕に覚えの有る、釣り師の方だ。


しかし、焦れったい程に動きの悪い潮に、苦戦。


早永さんに、ホウボウが来た。





美味しい魚では有るが、やはり、下潮の動きがイマイチなのかも…。

潮の動きが悪い一日だった。

3月29日 風強し

2021年03月30日 | 日記
風が余り強くならない予報を見て、沖に出てみた。

港を出る頃に、西風の風波が気になった。

大島の北側を通る頃には、西風が強く吹き始めてきた。





強い風による波が、立ち始めた。

「これは、釣りにならないですね」

「今日は、諦めましょうか」

お客様方とも話をして、引き上げることにした。


午後便の予約も頂いていたが、強い風を警戒して中止の連絡を入れた。




自宅に帰ると、妻と桜を見に行くことにした。

我が母校の傍にある、竹香園の桜。

ここに来ると、高校時代の思い出が蘇ってくる。










やっぱり、この時期には桜が良く似合う。

平日だったからだろうか、桜見の客は殆ど居なかった。

妻とゆっくり、散策できた。

3月28日 今年の桜

2021年03月28日 | 日記
朝は、雨音で目が覚めた。

強く降ったり、弱まったりと、雨音で目が覚めるのも珍しいかな。

雨を眺めながら、考えることがあった。

「今は、真鯛のノッコミなのに、アタリが出ないな…」

「今年は、ブリのアタリは出ないままで終わるのかな…」

寂しい釣況の話ばかり…。


天気が悪くて船が出せない時、この時期に思うのが桜の状況。







数年前の写真だが、今年は既に満開になっているニュースを聞く。

先日、竹香園の近くを通った時、桜の綺麗なピンク色が見えた。

「綺麗だな」

「見に行きたいけどね」

コロナの事が気になるし…。

久し振りに宮崎で、コロナが発生したニュースを聞いた。


緊急事態宣言が解除されて、ホッとした気持ちがあるのは否めないだろう。

色々なことが気になる。

気持ちを引き締めて、注意しなくてはと思っている。





3月27日 シロアマダイ狙い

2021年03月28日 | 日記
午後からは、風が出て天気が崩れる予報。

明日は、雨予報になっている。



午前中勝負のつもりで、ポイントに走る。

朝間詰は、北西の風が緩く、潮は沖に払い出している。

やや下り気味の潮なのだが、動き自体は0.5ノット前後の流れ。

「シロアマダイが釣りたいですね」

明確な目標を持って、テンヤ仕掛けでゆっくりと探って行く。

瀬の落ち込みの処に、ポイントを絞る。


花園さんの、ジックリとした攻めに、アタリが来る。




竿先を小刻みに叩くアタリ。

アマダイ独特のアタリ方を見せている。

「多分、アマダイだと思います」

花園さんも確信したように、ゆっくりと巻き上げていく。





姿を見せたのは、良型のシロアマダイ。

狙いの魚が、最初のヒットになって、上がって来た。


アマダイは、同じところに巣穴を作っている筈。

北西の風が吹いている間に、同じコースを流してみる。


アタリが、続いて来た。

小気味よい竿の曲がりを見せている。

アマダイの連続ヒットなら、嬉しいが…。




良型のイトヨリダイが、上がって来た。


午後からの、天気の崩れが気になっている事もあって、早めにポイントを移動していく。

瀬周り、漁礁周りを主に攻めていく。

ベイト反応は、良い感じで出ている。

何時もの様に、エソは元気に飛びついてくる。

海底が砂地になっている処を攻めているだけに、ガンゾウヒラメもヒットして来る。


花園さんに、やや強いアタリが来た。





しっかりと、合わせを入れる。

「アタリの出方が、違う気がしますね」

アマダイではない様子。




上がって来たのは、レンコ鯛だった。


風が北東に変わり、徐々にウネリも高くなり始めている。

「ポイントを変えてみましょうか」


砂地の多いポイントから、岩場の多いポイントに移動する。

「海底付近に、反応は出ています」

風の向きが、南寄りに回り始めているのが気になる。


海底付近のベイト反応を、探って行く。

「来ました」




花園さんの、合わせが入る。

重量感のある、竿の曲がりが綺麗だ。

「根魚みたいですね」

「ハタだと思います」

重量感のある引きを楽しみながら、巻き上げていく。

黄色掛かった、魚体が見えて来た。





良型のキジハタが、上がって来た。

キジハタを手にする、花園さんの笑顔が輝く。


しかし、天気予報が当たり始めて来た。

風が南寄りに変わって来た。

「もう少し、粘ってみたいが…」

そんな気持ちも有るのだが、ここは、安全第一。

「引き揚げましょうか」

花園さんに声掛けして、帰港した。

3月26日 やられた!

2021年03月27日 | 日記
午前中の潮は、ハッキリとした動きが出なかった。

ベイト反応は有るが、バイトが無い。

苦戦必死の潮になっていた。


潮切れの悪さは、帰りに潮目に赤潮が発生していた事でも、確認できた。


午前中に北東の風が強くなる時間帯が有り、暫くは、風除けの出来る場所に移動。

まずまずのベイト反応の中から、ポツポツとアタリが出てくる。




横山さんに、ウッカリカサゴが来た。





梅垣さん、簑原さんには、真鰺がヒット。


ウッカリカサゴに、真鰺等がヒットしてきた。

ベイトの正体が鰺なら、青物などの期待も膨らむ気がするのだが…。

なかなか思う様なアタリが来ない。

釣りの難しさ、厳しさと言った処だろう。





梅垣さんにヒットしてきた、白甘鯛のアタリは、嬉しい。


北東の風が緩んできたところで、沖合のポイントに移動する。

其処では、口惜しいアタリが、待っていた。


潮行きが、少しはハッキリとし始めてから、アタリが出始めた。

時折ヒットしてくる鯖も、丸々と太っている。

簑原さんに、アタリが来る。




鰺の型も、少しずつ大きくなってきた。





中型の鰺を餌にして、流してみた。

狙いは的中するのだが…、相手が大きすぎたのだろう。





ドラグ音が鳴りながら、ラインが引き出される。

梅垣さんも、じっくりと勝負の構えなのだが、巻き上げた以上にラインが出ていく。

「瀬取られた」

獲物が動かなくなった。

ラインを少し緩めて、出てくるのを待つことにしたが…。

餌の鰺に、食い込んだ歯形が付いて、一部皮が剥けた状態で、上がってきた。


食い込むまで、可成りの時間待った積もりなのだが、充分に銜えて居なかった様だった。


横山さんにも、同じようなアタリが来た。




少し巻き上げては、又ラインが引きずり出される。

海底から、10メートル以上引き上げる事が、なかなか出来ない。

獲物が沖に走った分、船で差を詰める。

「浮いてきた」

「駄目だ、走られる」

を暫く繰り返したが、PEラインから切られた。

ラインがザラザラしている事から、瀬に擦った様だ。


「口惜しいな、やられました」

今回、負けてしまった。

「次は、取りたい」

口惜しい思いを残して、納竿とした。