釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月29日 北東の風に悩む

2023年03月31日 | 日記
今日の予報も、北東の風が強くなる様子。

最近は、気圧配置が変わってきている。

等圧線が広がって、風が弱く成るかなと思っても、逆の天気になってしまう。

年々、悪天候が増える気がしている。


「この時期は、悪天候が増えますね」

そんな話をしながらも、魚探でベイトを探してポイントを決めて行く。

ベイトの正体は、アジか鯖子が多いのだが…。

潮の動きが影響しているのか、アタリに直結しないことが多い。


この日のベイト反応も、そんなアタリが出ない反応になっていた。


大きなベイト反応を避けて、やや小さめのベイト反応の中を流していく。

二流し目にアタリが来た。






アタリの正体は、ニベ。

ニベのアタリが出て来た事で、次のアタリを期待する。

しかし、なかなか後が続かない。

「この大きさのニベなら、群れていても良いのですけどね」

思わず、言葉が愚痴っぽくなってしまう。


ペイントを、少しずつ移動する。

風が、北西から北へと、少しずつ回り始めた。

北北東位に成ると、沖合に白波が立ち始めた。

「あまり長くは、居られないかも…」

何とかして、次のアタリが欲しい。


次のアタリが来た。




「鰺だと思います」




ジグに、良型の鯵がヒット。

40センチ近い鯵が、群れているのだろう。

昼前からは、北東の風が強くなる予報。

先日もそうだったが、風が強くなるとともに、ウネリが目線を超える。


しかし、状況的には、内場に移動するしかない。

北東の風に、悩まされる日々が続いている。

3月28日 北東の強風

2023年03月29日 | 日記
「北東の風が、吹き出すかもしれません」

「風が強くなって来たら、その時点で安全対策します」


天気予報では、午前中から風が強くなる予報になっている。

その事を踏まえて、午前中勝負で船を出す。


朝間詰の時点で、東からのウネリが出ている。

船から見る沖合は、畝っているのが見える。

「時化る前に、何とかして釣果を上げたい」

少々の、気持ちの焦りも感じる。


最近は、良い感じのベイト反応が出ていても、アタリに直結しない事が多い。

ベイトに何も付いていないのか、魚に食い気が無いのか。

下潮が、動かない状況が続いているのも、苦戦の一因かもしれない。

今日は、潮の動きはどうだろうか。


最初のポイントでは、鯵がヒットして来た。


かめや釣具宮崎店(神宮)の、皿良さん、金丸さんに頑張って頂きました。

鰺がヒットして来る時は、口切れに注意する。







最初のアタリは、オキアジ。


ヒットして来る鰺は、丸鰺が多かった。






丸々として、40センチ近く有りそうな大きさだ。

鰺が大きい分、引きも楽しめる。

釣りを楽しまれる笑顔が、嬉しい。





魚探にも、鯵の群れが出ている。

しかし、ウネリが徐々に高く成って、釣り辛くなって来た。


少しでも、釣りやすいポイントを探して、移動する。

良い感じの、ベイト反応が出て来た。

その反応の中を流していくが、アタリが出てこない。

潮の流れも、速かった。

時には、2ノット近くで流れている。


スパンカーを立てて、風に対処するが…。

沖合で、白波が立ち始めた。

ウネリも、大きく成って来た。


安全第一で、内場に入る。


ここでも、アタリが渋い。

ヒットして来たのは、イトヨリダイ。









この後、北東の風が一段と強くなって来た事も有り、早上がりとした。

3月26日 小雨の中

2023年03月28日 | 日記


海上に、霧が発生。

早朝の海は、周囲が何も見えない霧の中だった。

普段は見えている山や島が、見えない不安。

無理に動く事が危険と判断して、周囲の霧が晴れるまでその場で潮に漂う。

「大型船が来たら、どうしよう」

周囲に気を張って、気を引き締める。


一時間くらい過ぎた頃だったと思うが、うっすらと、大島が見え始めた。

時を同じくして、アタリが来た。




竿先を、ゴンゴンと叩くアタリ。

「真鯛かな」

期待が、どんどん膨らんでいく。

姿が見えるまで、もう少しだったが…。

リーダーのチモトが切れた。

獲物の歯に当たったのだろうか。


「もう少しだったのに…」


切られたものは、仕方ない。

気分を変えるために、ポイントを移動する。


周囲には、船が一艘もいない。

海底の瀬周りに、ベイト反応が有る。

直ぐに、竿を出してみる。

北風に、船が流される。

0.8ノット前後で、南に流されていく。




アタリが来た。

「どんな感じ」

「あまり、大きくは無い」

やがて、赤い魚体が見えて来た。

「チダイだ」




久し振りの、チダイの様な気がする。

このポイントでは、アタリが続いた。




「今度は、少しは引きが強いかな」

「小さくても良いから、真鯛が欲しいな」

期待を持って、巻き上げて行く。




40㎝超の、真鯛が姿を見せた。

この後に、この日最大のアタリが来た。

動画を撮っていて、写真を撮り損なったが…。

「真鯛なら80㎝超だったろうし、青物なら、大きかったろうね」

そんな話になる位の、大当たり。

ドラグ音が鳴る中、可成りの間の有り取り攻防があった。

最後は、針外れ。

喰い渋りが目立つ中の、大アタリ。

「こんな悔しい事は無い」

そんな思いだった。


その後に、北東の風が強くなって来た。

ウネリが、目線を超え始めた。

「浅場に移動します」


水深50メートルクラスの、浅場に移動する。

ベイト反応は、凄い反応が出ている。

「ベイト柱が20mは有ります」

期待を持って、竿を出すが…アタリが来ない。

「春先の海は、難しい」

そんな、大いに悩む反応になっていた。


そんな中に、アタリが来た。




竿先を叩くアタリ「真鯛だ」と、期待する。

期待通り、真鯛が姿を見せた。



お腹は、膨らみがある。

産卵前の良型真鯛に、気持ちがホッとする。


しかし、北東の風が益々強くなって、ウネリが高く成って来た。

小雨の中で、頑張って頂きました。

3月20日 動かない潮に、大苦戦

2023年03月21日 | 日記
早朝から、北東の風が吹いていた。

その風に押される様に、北東からのウネリも高かった。

波長が短くて、場所によっては三角波状にもなっていた。


行きたい沖のポイントは、諦めるしかない様だ。


最初に入ったポイントで、まずは、何かを確保したい。

そんな思いで、ベイト反応を探す。

海底に張り付くように、ベイト反応が出て来た。


最初にヒットして来たのは、鯵。




丸鰺がヒットし、次のアタリには、真鯵が姿を見せた。

30㎝クラスの、良型鯵だ。

丸鰺と真鯵が、混ざっている様だ。


釣りの様子を観察していると、風で流される分ラインは出るが、下潮は動いていない様に感じる。

「下潮の様子は、どうですか」

「動いていないですね。着底してからの巻き上げが軽いですね」

「苦戦は必至…」と判断して、ポイント移動を早くしていく。


波と風を覚悟の上、沖合のポイントに移動してみる。


「何か、来ました」




竿に出てくるアタリの様子から「真鯛みたいですね」と、期待する。

姿が見えて来た。







小型の真鯛が、上がって来た。

次に移動したポイントでは、赤アマダイがヒットして来た。




今日の魚は、小型のものが多い。

内臓や血が出ていないものは、海に帰す。


時には、とんでもない大物がヒットして来た。




仕掛け回収の巻き上げ時に、何かがヒット。

いきなりドラグ音が鳴り、勢い良くラインが出て行く。

「船で追い掛けますね」

船で追い掛けるが、海底の瀬周りから余り離れる様子がない。

瀬を回り込む様に、獲物が走る。




締めこんだドラグから、ラインが引き出される。

「巻けない」

この強烈な突っ込みで、ラインが切られた…。


「何やったろ…」

悔しさだけが、手の平に残った。


この後、数か所のポイントを移動していくが、アタリが出てこなくなった。


「漁礁の有るポイントに行きます」

この頃から、小雨がぱらつき始めた。

何か釣果を、上げたい。

その思いが、通じた。




「何か、来ました」

竿先が、弧を描いた。

姿を見せたのは、真鯵。




身幅と厚みの有る、40センチ近く有りそうな真鯵。

連続ヒットはしなかったが、真鯵の釣果に、少しホッとした。

3月19日 内場に避難

2023年03月20日 | 日記





朝間詰から2時間ちょっとは、沖合のポイントに入られた。

しかし、北東からのウネリは、高い。

「これで、風が北東に成ったら、アウトやな」

そう心配になる位の、ウネリが来ていた。


天気予報では、昼近くから風が変わる予報だったのだが…。

朝の、北西の風が吹いている間に、釣果を上げたい。


最初のポイントでは、海底に張り付くように、ベイト反応が出ている。

海底付近を集中的に、攻めて行く。




最初の、アタリが来た。

「真鯛であって欲しい」

何時も、願う事。


姿を見せたのは、ホウボウだった。





ポツポツだが、何らかのアタリは出て来る。




赤アマダイ。





真鯵等々が、ヒットして来る。




マトウダイも、ヒットして来た。

マトウダイは、久し振りだ。


仕掛けのホール中に、何かがゴツゴツと触ってくるのだが…、針掛かりしない。

少しずつ、流すポイントを変えながら、探って行くが…。


風が変わってきた。

朝9時に成ると、風が回り始めた。

北東の風が、勢い付いて来た。

ウネリが立つのも、早かった。


ここは、無理せずに非難することにした。

後から出て来た仲間の船も、大島の内場へと移動を始めている。


私たちも、内場へと移動する。

移動しながら、ベイト反応だけは確認を続ける。


「このアタリは、ポツポツと反応が有るけど、流してみようか」

と、仕掛けを入れて行く。


チョット引きの強い、アタリが来た。



引きを楽しみながら、ゆっくりと巻き上げて行く。

「真鯛かな」

「見えた。アマダイだ」




良型の、白甘鯛がヒットして来た。

内場で、白甘鯛のヒットは、昨年以来かな。

以前の内場は、甘鯛のポイントだった話は、聞いている。


干潮の潮止まり前なのだが、アタリがポツポツと来る。




イトヨリダイも、良型だ。


ベイト柱の有る所では、ジグに何かがバイトして来る。

竿先が、ググッと突っ込みを見せるのだが、直ぐに外れる。

ジグには、噛み傷がついて、上がって来る。

「何かな?」

そのベイト柱が出ているポイントを通る度に、バイトが来るのだが…。

最後まで、針掛かりしなかった。