アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
現在工程表作成中

ブリンゾベー・ハルシュキ

2007-12-10 12:16:31 | 日本で食べる世界の料理
勤続20年を記念して何かしたいと思っていた。
今夏、思い切って、中欧8日間のツアーにママと行って来た。
チェコ→ウィーン→ブラチスラバ→ブダペストと8日間で4カ国。
通貨も言語も1,2日おきに変わる過酷なツアーだった。

ブラチスラバはスロバキアの首都。
ウィーンから国境バスで1時間20分ほど。
ママと二人でツアーを離れて自力で行ってきた。
朝10時前のバスでウィーンを出て、4時のバスで帰るまで、わずか5時間ほどのスロバキア滞在。
海外旅行に不慣れな我々には、一緒に行ったツアー客もガイドもない二人だけの旅は不安だらけ。
でも、楽しい冒険だった。
終わってみれば、ブラチスラバはこの旅行の中で最高の思い出の場所となった。

ガイド本を頼りに入った店で食べたスロバキア料理の「ブリンゾベーハルシュキ」。
お世辞にも美味しかったとはいえず、二人しても一皿たいらげることは出来なかった。
重いチーズの味が帰りのバスまで胃の中に残っていた。
日本に帰ったら、いつか復讐してやろう、と思っていた。

以前から買い物に行くと、店のチーズ売り場に書いてある「宣伝文句」が気になっていた。
「クリーミーな味わい」「赤ワインにぴったり」などは実際買ってみると半分くらい騙される。
先日も、「クリーミー」と言う言葉に騙されて買ってきてしまった(「半額」と言う値札も魅力だったが)。
見た目のまろやかさと対峙する胸ヤケのする重い味。
でも、ここでひらめいた。ブリンゾベーハルシュキのチーズの味だ!

材料
ジャガイモ(500g)、小麦粉(150g)、塩(小さじ1)、ベーコン適量、シープチーズ(山羊のチーズ)って言うけどなかなか手に入らないので酸味の利いたチーズなら何でも良い。


作り方
ジャガイモをすりおろし、小麦粉、塩と混ぜる。沸騰した湯の中にスプーンで適当な大きさを取って入れ浮いてきたらザルにとり、水でさっと熱を取る。これで、ハルシュキ完成。
次に、ベーコンを炒め、チーズはレンジでチンする。
ベーコンと、チーズをハルシュキにいれ、かるく混ぜ合わせれば出来上がり。


CIMG1565.JPG


私が見たレシピには4人分でジャガイモ1kgとあった。
家にあったジャガイモは800gだったので全部使っってみた。
つくった責任で結構食べたけど、親子5人でも大量に残った。
今でも胸ヤケがしている。
ママに「チーズの代わりにもっとまろやかなもので和えようか」と聞いてみた。
「ハルシュキは胸ヤケのするチーズでなきゃダメ」って言われた。

2004年の日記より


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