小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

竹ン山に登る

2009-07-20 23:05:59 | トカラ列島
2009/07/20(月)

 正行さんが早朝5時起きで漁に出ると言うので、連れってもらった。城之前漁港から持ち舟の「寿丸」で出港。南西風がやや強くウネリもあった。島の北東側、風下のエリアを1時間程船を走らせる。正行さんは流しと竿をセットして竿を方を任された。
「来たヨッ!」と言われて、慌ててリールを巻く。
お・重ーい。魚が逃れようと走る走る。
軽く成った時にリールを巻き上げ、巻き上げる。
海面に銀色の魚影が見えた。
「もう少しもう少し」
「ヨーイショ」と釣り上げ、正行さんがタモで掬ってゲット!
元気なカツオでした。
「ヤッタネ!!」
正行さんが再度仕掛けを入れる。
「掛かったか何で分かるの?」
「竿の先がググッとしなるよ」
じーっと竿先を見つめる。
時々グッとしなる。
「来た?」
「まだまだ」
「糸を引いてみて重ければ本物、軽ければ波の所為」
その内引いてみるとやや重い。
「掛かったかな?」
「上げてみたら?」
リールを巻き始めると軽い
「あれ?バレた?それとも勘違い?」
最後まで巻き上げる事にして巻いていると
「あー来てる、来てる」との声。
上げてみると針がカツオの体に引っかかって居るだけだった。
今日のサシミ分だけ釣ったので引き上げました。
 朝の上り便で宿の常連客の岡本夫妻がやって来ました。宿の部屋はツアー客専用なので、私と同じくおばあちゃんの家に泊まります。昼食後、島の一番高い「竹ン山」に登りに行きました。登り口には「ハブに注意」の看板が有ります。ハブが篠山に多く住んでいると島の人は言っています。山は一面の笹に覆われ周囲は崖に成っていて、登山道は急斜面の笹のトンネルを登って行きます。山頂は平に成って居て大きな溜池があるのでビックリしました。以前正行さんの子供の頃、牛を頂上の平な場所で飼って居たそうです。水が無く困っていたので雨水をためる溜池を作ったと言う事です。三角点の在る先が東の崖の展望台に出ます。ここまでは笹のトンネルなので、眺望が全く有りません。しかしこの展望台からの眺めは絶景。眼下に村の集落が一望出来、向いの無人島小島も間近に見えます。登りにハブに注意し足下を眺めながら登ったので約25分掛かりました。

      校庭のテント村と竹ン山

        ハブ注意看板

        頂上の溜池

         竹ン山頂上

        眼下の集落

        集落と小島

     うね神と赤立神(南の眺望)
 眼下の海岸を見ると磯で数人ライフジャケットォ着て釣りをしている。今まで波の荒かった磯も比較的穏やかの様子。急いで降りて磯に行って見た。磯にクラックが多く走て居る先が海が入り込んでいる。このj部分は波が砕け無いので入り易く、シュノーケリングに適している。入ってみると島の方には深い水路や穴が開き、外海へ向ってはサンゴの根やサンゴ原が緩やかな傾斜で落ち込んでいる。透明度バツグンで熱帯魚も多く人影を見てもあまり逃げない。この後湯泊湾に場所を変える。
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