小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

山菜採りハイキング

2013-05-24 07:48:37 | Weblog
5/22・23快晴
 友人達と尾瀬西側の湯ノ小屋沢に山菜採りを兼ねた、ハイキングに出かけました。福島さんが車を出してくれたので、朝立川に集合。圏央道、関越道を経由して水上で高速を下りた。駅前のお土産屋で飲み物を調達した。薦め上手のおかみさんに乗せられて、ツマミまで買ってしまった。軽く昼食をと思い、福島さんがネットで調べて置いたソバ屋を探す。駐車場所から少し歩き、辿り着くと本日閉店の看板だった。他のソバ屋を探し目に付いた開いている店に入った。小さい店だったが、中のインテリヤはまるで骨董屋だった。
 すっかり寂れてしまった水上や湯檜曽の温泉街を抜け、土合いから谷川岳ケーブル方面に行く。谷川岳登山センターでゲートが閉まって居たので、ここに駐車して一の倉沢出合まで歩く事にした。

          谷川岳登山センター
新緑が眩い道を歩いて行くと、マチガ沢の出会いに出る。沢にはまだ可成りの残雪が有った。


           マチガ沢
更に一の倉沢出会いまで足を伸ばした。一の倉沢の岸壁は空を覆う様で、何時見ても圧巻だった。雪解け水による滝が岸壁に出現していた。道の脇に大量の残雪があり、表面に雪崩た時の枯れ草が堆積していて雪解けを防いでいた。残雪の下からは雪解け水が、勢い良く流れ出していた。


           一の倉沢
暫くここで休憩して、初夏の様な感じの清々しい空気を満喫した。駐車場所まで戻る途中の道路脇の斜面には、コイワカガミ、ショウジョウバカマ、シラネアオイ等の花が咲き風情が有った。登山センター前の斜面にワラビが有るのを見つけ、一本見つけると次々に見つけられ、皆で夢中に成って採った。

         シラネアオイ

          冬眠から覚めたシマヘビ

          登山センターへ戻る

            ワラビ採り

           ワラビ、ウドを収穫
 谷川岳を後に藤原ダムを経由して、湯ノ小屋沢への道を今日の宿「照葉荘」向った。宿は落ち着いた感じの木造の建家で、柱や梁に惜しげも無く太い材を使用したしっかりした作りだった。廊下も広く磨かれて光っていて、気持ちの良い宿だった。風呂は温泉で余り温泉の匂いがしない、透き通った単純泉だった。露天風呂は男女共有になっていた。夕食や朝食も、山の幸一杯のメニューであった。


          「照葉荘」


           夕食
 一夜明けて23日は、朝からカラリと晴れた、五月晴れの天気だった。朝食は7時半からで、朝から沢山のメニューだった。朝食時に昼用のオニギリを頼んだら、宿の人が困って居た。ご飯が朝食分しか無かった様だった。お変わりをしなければ、用意出来ると言うのでお願いした。
 宿から湯の小屋沢川に沿って登って行った。少し行くと直にゲートに成り、そこから歩いて行った。

           ゲート前に駐車
少し登って行ったが、道路沿いではコシアブラはなさそうなので、山の中に入って見る事にした。ちょうど三菱銀行の財団法人が管理している山林に、山道が有ったので入って行った。唐松林の幹には鹿の食害防止用のテープが巻き付けてあった。林の中を沢沿いに歩いて、ようやく一本のコシアブラの木を見つけた。枝先に沢山採れる程の新芽も無くて、少し収穫した。

           コシアブラの収穫
道路の方に戻って来ると、やって来た人に私有地なので、立ち入らない様に言われた。財団の管理地なので、申し込めば許可してくれるとの事だった。
 道路に戻り湯ノ小屋沢の渓谷に沿って歩いて行った。渓谷は雪解けの水を集めて、水量が多く激流となっていた。滝が何カ所も現れて、見応えが有り渓谷美を堪能出来た。沢から稜線に続く斜面は、新緑から芽吹きと緑のグラデーションになっていて、一幅の日本画を見るようであった。


          渓谷の緑のグラデーデョン
歩いて行くと工事の人達が休んでいて、熊に気をつけてと言われた。確かにこの時期冬眠から熊が目覚めるのだが、滅多に会う事は無い。上から渓流釣りの人達3人が下って来たので、大量ですか?と尋ねると、まあ少しはと言う返事だった。


           湯ノ小屋沢の渓谷
 途中に何カ所か、取水堰の放流時の突然の増水に注意との看板があった。可成り登って行くと独立行政法人水資源機構管轄の取水堰があった。取水した水を発電用か、農業用水として送っているのかと思った。説明板を読むと、山の反対側の首都圏の水瓶、奥利根水系の奈良俣ダムに送水しているのだった。
 道路脇の斜面には所々ワラビやウドが出ていた。道路脇の左右の斜面を見ながら正午まで山菜を採りながら歩き、その先にあると言う駐車場まではまだまだなので、引き返した。

          左右の斜面で山菜採り

           山ウド採り

           斜面でワラビ採り
 下って来て山彦の滝と名が付いた川岸に下りた。注文したオニギリのみで、昼食にした。ふと見ると岸辺の石に羽化したばかりの、トンボが張り付いていた。川岸にカエルが居て、向こう岸に行こうと飛び込んだが、激流に流され滝に飲み込まれて行った。いくらカエルでも、これから連続して続く滝と激流を無事に乗り越えられたか、甚だ疑問だった。何故激流に飛び込んだのかと、不思議に思った。が見ると向こう岸の平たい岩に水溜りが出来ていた。其所に沢山のカエルが集まって居た。オタマジャクシを孵す、産卵場所のようだ。それで危険を冒してまで、向う岸に渡る為に激流に飛び込んだのだろう。

         川原で昼食

           山彦の滝
 下りもワラビやウドを見つけながらゲートまで戻って来た。一カ所にワラビもウドも沢山有る訳ではないが、長い距離を見つけながら採ったので、結構な量となった。

            本日の収穫

下の画像をクリックして下さい。全画像が見られます。
山菜採りハイキング

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 散歩道の楽しみ | トップ | 遅霜の被害で梨が実を結ばず... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事