5月になったが、伐採地周辺ではまだ新緑が見られない。
シウリザクラは葉が開いたが、 シナノキは芽がふくらんだだけ。
運搬路脇にフキノトウが旺盛に発生。
運搬路中央部で生育したクマイチゴは雪で斜面下側に折れる。
それなりに回復することではあろう。
雑木林の林床だった場所では、カタクリ、スミレサイシン、エンレイソウ、
キクザキイチゲなどが花を咲かせるようになった。
冬芽ハンドブックのブナの項に、「ひこばえは出ない」とあったので、ブナの
切株を探したら、多数の切株にひこばえがあった。
3mほどに成長しているものもある。
一様に、切株の脇の根際から萌芽しているが、ひこばえに違いなかろう。
林のブナは芽吹き出したが、雪に埋もれていたひこばえのブナは去年の枯れ葉
をつけて、まだ冬芽のまま。
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