眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

まぶしい(アクロスティック)

2018-02-26 08:13:06 | 短歌/折句/あいうえお作文
 壁に夏がまだ貼りついている。整列した数字の上を走る黒い線が、過ぎ去った日々であることを語っている。振り返る意味も感じられず、いつ捨ててもいいと思えた。そう思いながらまたダラダラと月日が過ぎてしまう。とっくに役目を終えた数字の上には、アスリートが立っていた。老いることも動くこともない。永遠の夏の上で、夢見るような瞳をしている。

8月を
並べた壁を
見つめれば
すぎた暦に
君は凛々しく

折句 短歌「ハナミズキ」


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