眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

リトルガール

2011-12-13 01:16:59 | ショートピース
「少しお時間よろしいですか?」私の足を止めようと少女は道の前に立った。話は短くまとめてあるからと言って微笑みかける。私たちは微妙な距離を保ったまま向き合いながら歩いた。「ほんの少しならあるんじゃないの?」哀願するように少女は言う。「それだって、私の時間ですから」。#twnovel


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