初めて恋をしたのは
5歳の時だった
おやつを食べて
隣で寝た
周りのみんなは
本当に眠ったみたいだけど
素直でなかった僕は
寝ぼけた振りをしながら
彼女の気を引くことに夢中だった
彼女とは1年で別れた
体の事情だった
3年後
僕らは新しい場所で再会した
誕生会に呼んでくれた
彼女は僕を覚えていてくれた
それから何度か手紙をやりとりした
返事を書かなかったのは僕の方だ
おじいちゃんの事情だった
そのあとは自然消滅
おじいちゃんは何も悪くなかった
僕と彼女は
ずっと話せる距離にいたのだから
僕は本気ではなかった
昼寝の時間が
ちょっと恋しかっただけ
5歳の時だった
おやつを食べて
隣で寝た
周りのみんなは
本当に眠ったみたいだけど
素直でなかった僕は
寝ぼけた振りをしながら
彼女の気を引くことに夢中だった
彼女とは1年で別れた
体の事情だった
3年後
僕らは新しい場所で再会した
誕生会に呼んでくれた
彼女は僕を覚えていてくれた
それから何度か手紙をやりとりした
返事を書かなかったのは僕の方だ
おじいちゃんの事情だった
そのあとは自然消滅
おじいちゃんは何も悪くなかった
僕と彼女は
ずっと話せる距離にいたのだから
僕は本気ではなかった
昼寝の時間が
ちょっと恋しかっただけ