「皆の士気が下がっております」川から流れてくるのは大量の桃で、中から「どんぶらこ。どんぶらこ」無数の英雄たちの掛け声が漏れてきては、鬼たちを震え上がらせていた。「すぐ仲間を集めよ!」鬼軍曹の指示の下、桃太郎軍団に対抗する準備が始まった。「犬でも猿でもかまわん!」 #twnovel
喉が渇いた。だから思い出した。「覚えていたら切ってね。忘れていたらいいから」女はそう言ってくれたけど、それが何についてだったかまでは思い出せない。(きっと忘れていたら切ることもできないのだ)喉が渇いた。そして、透明な水の中で身を隠しているグラスの存在を思い出した。#twnovel
寄せ集めのブルーは
予選全敗で勝ちあがった
誰もが勝者になる世界だったから
黒い雲が寄り集まって
水色の雨を降らせた
束の間の雨が僕を転ばせる
立ち上がれ
優勝の行方は誰にもわからない
いくら負けても腐らなかった
寄せ集めのブルーの下に
虹色の光が零れ落ちた
なぜか
よいことは
突然起きたりする
信じることが生きる力
空から赤い靴下が降ってきた
予選全敗で勝ちあがった
誰もが勝者になる世界だったから
黒い雲が寄り集まって
水色の雨を降らせた
束の間の雨が僕を転ばせる
立ち上がれ
優勝の行方は誰にもわからない
いくら負けても腐らなかった
寄せ集めのブルーの下に
虹色の光が零れ落ちた
なぜか
よいことは
突然起きたりする
信じることが生きる力
空から赤い靴下が降ってきた