
魂の歌、聴きたい。
5月3日夜のオペラでも聴いたけれど、ライブでもっともっと聴きたい。

AKIRAさんのブログとホームページのファンですが、著書も読んでみたいなとNHKの100冊にも選ばれている「COTTON100%」と「アジアに落ちる」を読んで出かけました。
1枚目と2枚目の写真はいただいたちらしをスキャンしたものです。

5月4日、会場の「キヲクの再生ビル」4階のミュージックカフェ・オールワンに、

午前11時のオープンと同時に到着。
椅子に座ると、すでに昨日のオペラに出演の古市さん、佐藤さんたちと来ていらしたAKIRAさんがさっと立ってこられて「AKIRAです」とごあいさつしてくださいました。
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30分ほどコーヒーを楽しんでいると、JJfrom侍ヒッピーズおふたりの前座のあと、12時過ぎからAKIRAさんのライブがはじまりました。
あとでかなりの人数になりましたが、はじまった頃には参加者が少なかったこともあり、中国のことわざ「人間万事塞翁が馬」をかみしめて、参加者がひとりひとり自分が不幸だと思ったことを話して、それに寄り添った歌をAKIRAさんが歌ってくださるという、特別のライブとなりました。
被災地で被災者に寄り添ったこういうライブをAKIRAさんがしていらっしゃるのをブログで知ってはいましたが、まさか、広島でのライブがとびっくりでした。
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一番バッターは昨日のオペラの主人公古市さん、AKIRAさんの横の椅子に座って、オペラを見ていない人にも分かるように、16歳で全身の40%のやけどを負ってからのお話をされました。
端の方に座っていたので早く順番が来て、私は5歳のときの神戸の空襲で火に追われて逃げ惑ったときのことを話すと、AKIRAさんは「光のこどもたち」を歌ってくださいました。
夫はやはり5歳のときの黒い雨による被爆体験を話し、「世界のはじまりと終り」を歌っていただきました。
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途中休憩の15分をはさんで、おーしおさんも「夢見るクローバー」を1曲聴かせてくださいました。
AKIRAさんの歌はどれもすてきでしたが、私が一番すきだったのは、オペラでも聴き、ライブでも聴いた「パズル」でした。
くわしいライブのことは、昨日オペラのすばらしいレポートをしてくださったAKIRAさんがまもなくご自分のブログで紹介してくださると思いますので、ぜひ、そちらをご覧ください。
New天の邪鬼日記

3時間以上続いたライブが終り、下に下りてくると、前回訪れたときには準備中だったキヲクの再生ビルの新しいプロジェクトがはじまっていました。

ここを訪れた人たちが、ぶら下がっているいろんな色のいろんな大きさの丸い紙を自分で選んで、自分の記憶や思いを書き込んで、ノートに貼っていくという企画です。

それぞれの記憶、思いが、

メッセージとして書き込まれています。

すでにノートがいっぱいのようだったので、もちろん、はみだしていっていいのですが、私は赤色の小さな丸を選んで、明日はないかもしれない、今日の今を大事にと思いながら、あえて「あした」と書きました。

ここでライブをしてくださったAKIRAさんも書いてくださるとうれしいなと思っていたら、ちょうど下りていらして、書いてくださいました。

ご自分のメッセージの前でポーズをとってくださるAKIRAさん。

AKIRAさんのメッセージ
「君は君が信じているより1000000倍もすばらし~~!」





AKIRAさんがブログで、広島キヲクの再生ビルでのライブのくわしいようすをアップしてくださっています。
たくさんの写真からもあたたかさが伝わってきます、ぜひ、ご覧ください。
New天の邪鬼日記
10:30追記
こんな風に言われたら、私も生きてる意味があるのかなと思えます。
AKIRAさん、ありがとう!と心から。。。
自分が信じているよりも・・・そう思っていいんでしょうか。
強さと優しさとは一体なのですね。
jun様も本当にお顔が広い!
素晴らしい方達とお知り合いなのですね。
素晴らしい演出ですね!
そんな演出ができるAKIRAさんは 素敵なお方なんでしょうね♪
メッセージノート、素晴らしいです。
AKIRAさんのメッセージ、うなずけます。
AKIRAさんの言葉をそのまま受け入れられる和さんの心がすてきです。
NHKで2009.1.23放送「私の1冊日本の100冊」のAKIRAさんの「COTTON100%」の紹介映像を見ていただけます。
http://ameblo.jp/akiramania/entry-10679219825.html
>みぞやんさん
みなさん、不幸を乗り越えてこそ、今のしあわせがあるのですね。
お話を聞いて、その思いに寄り添ったAKIRAさんの歌を聴いて、ほんとうに凝縮されたすばらしい時間でした。
>シー坊さん
すてきなメッセージですよね。
AKIRAさんの「COTTON100%」はメールがきただけでも30人くらいの自殺志願者を救ったそうです。
私はふだんひきこもっているので交友範囲は狭く、おーしおさんに教えていただいて、AKIRAさんとも今回はじめての出会いです。
>だいくうぽんさん
「塞翁が馬」のことわざによるライブは「不幸自慢」、「ハッピーチェーン」ともいわれていて、「こんな不幸があったおかげで、今の自分がいる」と参加者が語り、それにあった歌をAKIRAさんが選んでくださって、話とコラボするというものです。
不幸を乗り越えて得たしあわせはなににも替えられないものですね。
>Donnさん
オペラもライブもメッセージも心に響くものでした。
キヲクの再生プロジェクトの企画は訪れた人たちもいっしょに作っていくもので、すてきだと思います。
みなさん全員のメッセージを紹介したいです。
AKIRAさんの唄は本当に心に響いて次の日も次の日も頭の中に残りますね。僕も今日は宮島の弥山に本年2度目の登頂をしてきたのですがずっと頭の中でリフレインしていました。
本も一気に読むのがもったいなくて少しずつ何度も途中でやめてかみ締めながら読んでいますww
AKIRAさんの作詞作曲が心に響くのは、AKIRAさんの心が感じたことがストレートにだったり、浄化されてだったりで表現されているからだと思いますが、すべてのことを受け入れられる彼の人間性でしょうか。
聴いていると、自分が受け入れられているという安心感があり、共感できる喜びを感じます。
おーしおさんの本の読み方、すてきですね。
本の1ページには短くても1日の時間だったり、1週間の時間、1ヶ月の時間、もっともっと長い時間が凝縮されているのですから、追体験しながら読むとそうなります。
私は昔から一気に読むタイプですので、深く読み込めていませんね。