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先日、広島アンデルセンであった切り紙のワークショップで求めた太田拓美さんの「アンデルセンの切り紙」、
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アンデルセンは切り紙の名手でもありました。
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晩餐会の花の下に敷くペーパー。ハート、傘とろうそくを持つオーレ・ルクェー、バレリーナ、踊る女性。23.5cm×23.5cm
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ハート型の窓のある風車男。
ハートの形はアンデルセンが好んだモチーフです。最初の童話にハートの切り紙をするシーンがありますが、風車や劇場、お城などの窓のデザインにも取り入れられています。
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左ページ上 三角形の中の白鳥 17.5cm×11.5cm、下 ピエロ、木、天使、そして木のてっぺんのバレリーナ13.2cm×9cm
雑誌のカラーページやコンサートのプログラム、ゴムの葉なども切り紙の材料になりました。下書きなしで生き生きとした作品を完成させていますが、一番好んだテーマは白鳥でした。
右ページ 踊るピエロ
アンデルセンの夢はコペンハーゲンにあるロイヤルシアターの俳優になることで、その夢は叶いませんでしたが、切り紙にはさまざまなポーズをしたピエロがたくさん登場します。
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左ページ お盆に建物をのせた左官屋あるいはピエロ 12.5cm×13.2cm
この切り紙はアンデルセンの人生を象徴していてます。左からオーデンセの生家、スラゲルセのラテン語学校、風車、14歳で堅信礼を受けた聖クヌート教会、そして白鳥。
右ページ ハート、ピエロ、バレリーナ、白鳥などが四つ折りで複雑に配置された大作 20.5cm×13.5cm
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地元デンマークではもっとも馴染みのあるアンデルセンの切り紙作品。博物館のシンボルでもあり、国鉄の切符のデザインにも使われている。地元では太陽の頭Solhovedと呼ばれている。
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アンデルセン博物館はアンデルセン生誕のゆかりの地、オーデンセにあり、博物館ではアンデルセンの切り紙作品100点以上が常設展示されているそうです。
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この本の著者太田拓美さんの作品、左上から時計回りに、ブタ飼い王子、道化役者プルチネラ、雪の女王、妖精の丘、人魚姫です。
ワークショップではとてもやさしく教えていただきましたが、すばらしい作品がたくさんあり、明日は、この本の中から私が挑戦した作品を紹介します。
今日のアンデルセンの切り紙の説明は、太田さんの解説をそのまま引用させていただきました。
太田さん制作の人形の数々を下記のアドレスで見ていただけます。
お時間がありますときに、1シーンづつクリックして大きな画面で楽しんでください。
パペットハウス指人形展太田拓美
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コペンハーゲン市庁舎横の緑地帯で、道路を隔てて目の前にあるチボリ公園を見上げるアンデルセンの銅像、2006年5月に訪れたときに撮りました。
切る前に綿密に計算してから切るのでしょうか?
それともインスピレーションでザクザクいくのでしょうか?
木の作品もすてきですね。
器用な方って、なにを作っても才能があるのですねー☆
すごい技ですよね。
挑戦されたなんて素晴らしいです。
楽しみにしています。
アンデルセンは下書きなどせずに、旅先で目にした風景を直接切り紙で表現したようです。
太田さんもそんなに精密に計算はされていないと思います。
初心者は先生の型紙どおりに切っていきますが、すこし慣れると、頭で描いたものが切れるようになると思います。
パペット、すきな世界なので、魅かれます。
>Donnさん
アンデルセンが切り絵の名人だったなんて、ワークショップに参加するまで知りませんでした。
私の挑戦は先生の型紙どおりに切るだけ、それが細かい部分はうまく切れなくて、はりきって材料の折り紙はたくさん準備したのに、もう挫折しました。
ひらいたときに広がる世界が楽しいですね。
慣れてきて上手になれば、はさみが筆のように動いてイメージが表現できると思います。