暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

2013-04-28 19:40:04 | 料理

夫は団塊の世代だ。

子供の頃、田舎に住んでいて、よく芋やかぼちゃを食べさせられたから、と言う理由で、
結婚して芋やかぼちゃを煮た料理を嫌がった。

ところが、今は、月に何回か、お昼にさつまいもとじゃがいもを蒸して、芋だけの
献立の日がある。

ごろごろと、大皿に芋を切って蒸しただけのものが載る。


じゃがいもに夫はマーガリンを塗り、私はマヨネーズをつける。

さつまいもは、夫は減塩の食事なので、何もつけずに食べている。

終戦の後の貧しいころの、芋は、今のように甘くなく、旨みもないようなものだったろうから、
芋の味自体が違うようだ。

戦争中は、なにしろ、たくさん収穫しなければいけなかったので、すぐに成長して、
収量の多い品種が植えられ、戦後になって改良されて、今のような、おいしい芋が普及するように
なったのだろう。


最近は、カレーに 「じゃがいもをたくさん入れて」 と 注文される。

かぼちゃも、いつの頃からか、天ぷらにしてだすと、「おいしい」と言って
食べるようになった。

ポテトサラダも大好きになり、ちょっと面倒なのだが、よくリクエストされる。


独身の頃、ひとりで北海道に旅行したことがある。

網走の民宿で出された、じゃがいもをバターで甘く煮たお料理がおいしかった。

紅丸といったかもしれない。

調理法を聞いたわけではないので、自宅に送ったそのじゃがいもを、似た味付けに
してみたが、民宿のようなおいしいじゃがいもの煮物はできなかった。

その民宿には2泊した。

二泊目に、夕食で、民宿のおばさんが、

「今日も、じゃがいも食べるけ?」

といって、その日も甘いバター味のじゃがいも煮を食べさせてもらった。


今度、じゃがいもの煮ものを、調べて、あれを作ってみようかと思った。



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