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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

取りに行こう

2013-06-05 11:45:14 | 日記
2014年サッカーW杯予選において、日本がオーストラリアと1-1で引き分けて5大会連続出場を決めたそうだ。おめでとうございます。

「そうだ」というのは昨日も深夜まで残業し、実況は見れなかったからだ。最終深夜バスも逃し、最寄り駅からのタクシーの運転手さんによって不意にその情報がもたらされたというわけだ。録画しておいて後で見ようなんて思っていなくてよかった。いや録画し忘れたとも言う。

とかく目の前の仕事が忙しくなりすぎると、世間の情報を受信することに疎くなりがちな癖は、前から直そうとしていたが中々直らない。スマホ等の普及によってより情報は得やすくなったはずなのだが、結局は情報の受け取り手が意識して情報を取得しに行き、選別、咀嚼する努力をしなければ、いくら通信手段や情報デバイスが進化しても意味が無いことなのだな、とふと思った次第。
ただ疲れが溜まっている状態で電車内でスマホをいじっていると寝てしまうのはどうしようも無いのだが。

情報に関しては取りに行く事をしないとロスを埋めきれない事が多い。

なぜなら、
1.情報の与え手は得てして受け手より情報を多く持っている場合が多いため、暗黙の条件を伝え忘れがち
2.情報の与え手と受け手で同じ単語であっても微妙に違う認識を持っている場合がある。「同じ」ではなく「似ている」場合はなおさら。
3.情報の与え手と受け手は脳内で違う世界を形成している。テレパシーでもない限り、取り巻く状況も含めて100%の情報共有は無理。
4.情報の与え手は受け手が「何が分からないのか分からない」事が多い。
からである。


1.は「これは常識だろ」と言って喧嘩になるパターン
2.は「赤といえばコカコーラの赤だろ」「いやそれ朱色」と言って喧嘩になるパターン。
3.は「俺はこういうもんだと思ってるんだけどなあ」「そう思ってるのはお前だけだよ」と言って喧嘩になるパターン。
4.は最後に「え、質問ないから分かってるもんだと思ってたよ」と言って喧嘩になるパターン。

うん、喧嘩上等である。

うまい事仕事が進められないなあ、と思ったらお互いに情報を積極的に取りに行っているのかを確認した方がよい。
失敗経験を元に取りに行く情報の方向性、深度、範囲を広げたり調整するようにしていけばベターである。

IT業界で言えば、受動的な情報のみではコーディングは出来ても設計や要件定義は出来ないということになる。いずれ設計を出来るようになりたいと思うならば、上記努力も視野に入れてほしい。


まあ仕事にしても自分から情報を取りに行かないとたいてい失敗するよね、という話。
サッカーも点を取りに行かないと引き分けまでいけても勝てないのと同じだよね、という強引なオチづけでした。
いや、昨日の試合内容は見ていないけど、日本代表は果敢に点を取りに行っていたと信じたい・・・。


(刑事長)

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  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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