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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

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2013-03-27 10:10:04 | 日記
ついに年度末。今年度の反省も終わり、新しい年度に向けてスタートの準備をする時間も残りわずかとなった。
この時期は昇給昇格のための考課も終え、さまざまな社員の情報を改めて目にすることができる。
仕事上や私事、個人的な事情も踏まえて社員が抱えているものは様々だが、その中で特に今年度多いなあ、と目についたのが「何月第1子誕生予定」「何月第2子誕生予定」等のおめでたい報告だった。

社員の年代的に30代も増えてきてそういうラッシュの時期なのだな、と遠い目になったりする。
まあ独身である自分にとっては少々アレな報告なのだが、ここは素直に祝いたい。皆さんおめでとう。

大体の傾向だが、子供が出来たと言われて真っ先に尋ねるのが「予定日」である。
今後のスケジュールにもかかわってくるのでこれは外せない要素だ。

次が「性別」である。どちらであっても子供には変わりないのだが、まず「男の子?女の子?」と尋ねてしまうのは不思議だ。
まあまだ生まれてきていない状態だと外見も何も分からないからそのぐらいしか尋ねることができないと言ってしまえばそれまでだが。

そして「名前決まった?」「名前決まってるの?」である。この1、2、3コンボを崩している人をあまり見たことは無い。
それ以降は大体「カミさんが今実家帰ってて・・・」とかそんな話になる。


今回はこの中で「名前」について考えてみるとする。

前に笑う事は人間にだけできることだとブログで触れた事があったが、人間とそれ以外を隔てるもののひとつに「名前をつける」という能力があると思っている。

機械がプログラムに沿って名前を付与することはできる。だがそれは自分の意思ではなく人によって作られたプログラムにしたがっているだけである。ランダムルーチンですらその域を出ない。つまり記号をつけているだけになる。無機質なナンバリングと大差は無い。

人が名前をつける行為というのは、様々な経緯があるが、全て自分の意思でつけているというところにその意義がある。
ある名前は万感の思いを以って、ある名前は自分が決めたルールに沿って、ある名前はインスピレーションでと様々ではあるが、そこに至るまでにその人の生い立ちや性格、無意識の領域まで関係して、「名づけ」をしているのであると思うと、全ての名前にはその意味と意思、そして意義があるのだと感じられるようになる。
そう考えると、まあ名前をつけるというのは大変でもあるし、人間にとって最大の楽しみなのかも知れない。

自分の子供に限らず、開発した商品や新しいサービス、色々なものに名前をつけることができる悩ましさをもてる事は幸せなことではなかろうか。無いものに名前をつけることは出来ない。


また改めて周囲の人の名前等を一字一字漢和辞典で調べてみると意外にその人の行動や性格、能力を現していることが多いことに気づく。そんな観点でその人の分析の一助にしてみても面白いのではないだろうか。ま、こじつけも多いのだが。



え、自分の名前・・・?それは私の正体と実名を知る皆さんのご想像に任せるとしよう。
(刑事長)

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