自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

なんとか平常に

2014年02月21日 | 自由の森のこんなこと
なんとか自由の森学園も平常に戻りつつあります。
とはいえ、まだ秩父方面からは電車が復旧していないので、来られていない生徒と教員がいます。
120年の観測史上最大の降雪だったと言っていましたね。

月曜日に学校へ様子を見に行った途中、車の前を横切った動物が‥‥
さて、なんでしょうか。




濡れ鼠のようになってしまっていますが、
あまりの降雪に、けもの道を追い出されたタヌキが雪の解けた車道をしょんぼりてくてくしていたんですね。
彼らにとっても想定外の降雪だったようです。




自由の森も色々な所が被害を受けました。

今週火曜日からの様子を少し振り返って見ましょう。

まずは2時間遅れで始業した火曜日






とりあえず、生徒が滑って転んでしまわないように教員たち総出で除雪を行いました。



1時間ほど作業したでしょうか。
タッチの差で生徒たちが登校して来ました。間に合ってホッとしました。

結局この日は、スクールバスが市内の渋滞につかまり、3時間目の終わりから始業になりました。


また、こちらで危険箇所とお伝えした体育館の屋根からの落雪の様子です。
これ、伝わりますかね。
今も落雪が続いていますが、この高さから落ちてくると塊の大きさにもよりますが、自動車位の塊が落ちたと同じ衝撃だそうです。
体育研究室の外階段の屋根には、どかんと当たりボコボコにへこんでしまいました。





体育研究室外階段の写真

体育館周りは、落雪と着雪で外れた電線が垂れ下がっていますので、立ち入り禁止にしてあります。



19日水曜日

東栄自動車さんが二度目の除雪をしてくれて、普通に生活するには困らないようなスペースが復活しました。たびたびありがとうございます。

あるクラスのLHRでは、この状況を見かねて、クラスの総出で中庭の除雪をしてくれていました。


そして昨日、20日。
グランドに行くと、生徒が1人と、何か大きな雪山がありました。



どうやら遊んで雪山を作っている様子でないので、さっそくインタビュー。



聞くところによると、来週サッカー部の引退試合があるそうなのですが、この雪では出来ないから1人でも出来ることをするんだ。
と、途方に暮れるほどのカチンコチンの雪をえっちらおっちらコートの外に運んでいました。

その後仲間も増え、本日夕方には、全部終わった!と言っていました。

うーん、えらい。そして感動。



また、昨日からあの木工室の前の作業スペースの解体が始まりました。

バリバリと、少し衝撃的な光景ですが、明日へ進むための解体です。



なんとか、屋根の下から作品を取り出して少しづつ。
いくつかの作品も雪で壊れていたようでした。
自然の力にはかないません。






サクランボの木も、春が待ち遠しいようです。
少し雪をどけてあげました。

いしてつ

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