自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

ラフティングに行ってきました

2015年08月03日 | 自由の森のこんなこと


「学びの森」1日目の午後に講演をしてくれた辰野勇さんは、昨日(31日)がご自身のお誕生日で、今日がご自身の立てた会社の40周年の記念日だったことが、少年時代からどうやって会社を立てたかのお話の中で思い出されていたご様子。どこの会社の創業した人かは、ボートの側面のでかいロゴを見て、お気づきの方もいるでしょう。



辰野さんが自由の森学園に初めて来てくれたのは、2010年のこと。
つないでくれた人がいて、その人のおかげで私も直接お会いすることができました。

2010年以降、モンベルのイベントに出展させてもらったり、6回目となるラフティングも、実はモンベルさんの長瀞のお店に丸ごとお世話になっています。


安全確認中の「OK」サイン


今年のラフティングは、学校のイベント「学びの森」と「わくわくキャンプ」の前日の、7月31日。
数日前に大量に降った雨を山が貯めて、今年の「荒川」は、びっくりするほどの水量でした。ここ数年来て目にする川の水としては、いちばん多いように思いました。
平年は毎秒10数トンだそうですが、今年は「10」と「数」が入れ替わり、「数十トン」だとか。
「44トン」と言ってたかなぁ。ダムの放水量で計算するのだそうです。



水が少ないとラフティングは重労働。水が多いと漕ぐのは楽なのかなとも思いました。
ボートの舵をとるのは、8人乗りのボートの1人のスタッフの人。その人がいなければ、きっと東京湾までながされていたのかも。



でも、もともと急流であったところがすごい渦を巻いていたり、「瀬」の浅さや深さがどこにあるのかを熟知していることも、現地のスタッフには求められているのでしょう。
緩い流れのところでボートから離れて泳いだり、ボートに乗せるのにみんなで知恵を出しあったり。

夏は、水で遊ぶのが、とにかく楽しいです。
昨日のキャンプ2日目の水遊びも、すげぇ楽しかったなぁ。
なかの。

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わくわく子どもキャンプ

2015年08月03日 | 自由の森のこんなこと

わくわく子どもキャンプ参加者


8月1日・2日の2日間にわたり、30名ほどの小学生たちが集まって、学校でキャンプをしました。
1日目は「縄文人になる」(社会科)をテーマに、3つの切り口でさまざまな学ぶ体験をしてもらいました。




 ① くるみを割る
 ② シカを狩る矢じりをつくる
 ③ 火起こしをしてシカの肉を食べる

時間や天候の関係で「火起こし」はできなかったようですが、矢じりをつくったり、弓でその矢を放ったりと、もりだくさんでした。


夜は自由の森の在校生や卒業生が毎年やっているキモダメシ。真っ暗な校舎の中にいろいろの仕掛けをしてました。班ごとに校舎をまわりましたが、後ろの方では別の班の子たちの悲鳴や絶叫が。。。

夜は、自分たちで張ったテントにお泊まり。



2日目は、朝早く起きて虫取りをしたり、竹で水鉄砲をつくったり、水をかけ合ったりしてびちょびちょ。私もびちょびちょ。





お昼は流しそうめんを食べて、その後はスイカ割りなどもしました。


2日間、あっという間に過ぎました。楽しいこともたくさんあったでしょう。ちょっとつらいこともあったかなぁ。

今年のキャンプはこれでおしまい。

また、自由の森学園に遊びに来てくださいね。
なかの。


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学びの森 2日目  自由の森の高校生が案内するエコツアー

2015年08月03日 | 自由の森のこんなこと

学園の近くに縄文遺跡が発見され、発掘調査の現場に入れるというので、
炎天下、意を決して同行してみました。




別所平遺跡、縄文中期の集落遺跡です。





およそ4500年前の竪穴式住居跡。
新しく道路が作られるため、調査がすすめられています。


柱穴、石で囲った炉の跡、石焼や蒸し焼きを行った集石土坑など、

気の遠くなる大昔の人間の生活が目の前に現れます。









市の職員の方の説明に続いて、「飯能地域研究」の高校生による縄文時代の暮らしについての

クイズを交えた説明もわかりやすく、面白かった。






ちょっと、これ、道路にしちゃうのもったいなくないですか?



鬼沢真之

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