長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

対馬海峡を見て思う事。

2019-09-19 12:28:02 | 安全保障
日露戦争で日本帝国海軍がバルチック艦隊と戦った日本海海戦の主戦場、対馬海峡を見て思った事。
※この風景は反対側の朝鮮海峡側ですが

朝鮮半島有事が起きた際、或いは南北統一が現実のものになった時、この海が「38度線」となって、朝鮮半島と日本との軍事境界線になるのだろうと。そして、台湾、尖閣諸島有事と連動するのだろうと。

その過程において軍事的な対応は米国が何とかしてくれると思うことは、完全に誤りであり、米国の事情、北朝鮮、中国、ロシアの本音を理解していない浅はかな考えです。

確かに朝鮮半島有事が起きれば主として対応するのは米国です。しかし、米軍の軍事的キャパはこれで一杯です。その時は、台湾を含む尖閣諸島など他の地域の防衛が手薄になることを覚悟しなければなりません。

日本も北朝鮮からのミサイル攻撃に対応するため、イージス艦などは日本海に展開せざるを得ず、海上保安庁も在韓邦人の救出の対応を迫られることになれば、尖閣諸島や沖縄、南西諸島、台湾はガラ空き、防御は不可能となります。

そして、我が国にとって生命線である台湾、台湾海峡が、中国に抑えられる。朝鮮半島有事が起きてほくそ笑むのは中国なのです。

我が国の防衛体制も予算も、深刻なまでに足りないのです。
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