長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

愛国心は、時には政府を倒す起爆剤となりうるべきだ

2006-09-16 20:29:54 | 教育
教育シンポジウムに参加した。

民主党の教育改革に関する政策が、保守層にも受け入れて頂ける証明がされたと思う。特に、パネルディスカッションにおいて、梶田叡一兵庫教育大学学長のお話は非の打ち所がない。正論である。そして、松本剛明民主党政調会長からも、教育改革の議論の際、論点を拡散することは避けるべきとの言葉があった。そう、例えば、教育行政を検討するとき、歴史観については別の問題。この議論の区別を間違えると、議論は収拾が付かなくなる。森実大阪教育大学教授におかれては、確かに大切な問題を発言しているのだが、この傾向が強い。論点がぼやけるのだ。コーディネーターの藤村修衆議院議員も、教育基本法改正について並々ならぬ決意がうかがえる。

教育レベルに格差はあってはならない。昔は「読み・書き・そろばん」、今は、「読み・書き・計算・倫理・道徳」である。この最低限の責任を国家が持つ。教育に関する最終責任を明確化する必要がある。また、子供達にルールを教えるということは、一つの強制である。そこに議論の余地はない。倫理・道徳も同じである。子供達に好き放題させるという間違ったゆとりを与えてはならない。

愛国心についても、民主党案はこれを強制しない。「涵養」である。つまりは、水が自然に染み込むように、無理をしないでゆっくりと養い育てることである。そして、愛国心とは政府を指すものではない。戦中の愛国心にはそんな意味合いもあったかもしれない。しかし、私が考える愛国心には、時には愛国心が政府をも倒すこともある愛国心が含まれる。

教育問題。更に議論が拡がることを熱望する。
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