長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

総予算という概念がなりを潜めている

2009-10-19 23:29:57 | 行財政・金融
連日、国会と地元の行き来が続いている。公務、政務、党務とこのバランスを今度どうとるべきかを判断するために、今は全部に顔を突っ込み今後の優先順位を決めていこうと思う。当然優先順位の第一が゛政務゛、つまり地元対策になることは間違いないのだが。

さて、単純な疑問。我々は一般会計と特別会計を合わせた真の国家予算である207兆円に対して予算の組み換えを行うと主張し、政権交代を果たした。しかし、政府もマスコミも一般会計に対する概算要求が史上最高の95兆。これを3兆圧縮をし92兆とする旨の発言があり報道が成されている。国債の発行か、マニフェストの断念かと言った議論もなされているようだが、特別会計と言う言葉がなりを潜めている。真の国家予算、総予算と言う概念はどこへ行ってしまったのだろうか。

先程第二回の厚生労働省政策会議に参加したが、厚生労働省の22年度予算概算要求は、一般会計が22.8兆円、特別会計が81兆円。新規要求事項の内訳は分かるのだが、総予算に対する内訳が記されていない。新規要求事項以外のどんな部分において予算の組み換えが行われているのか。特別会計に大鉈が振るわれているのかどうか。今後精査していきたい。
コメント (12)
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