長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

アメリカ民主主義のダイナミズム

2008-12-10 12:27:05 | 外交(欧米)
麻生政権の末期状態は誰もが認めるところ。しかし、それでも大きく政局が動かないのが我国の危機の本質。選挙で政権交代がなされたことが一度もない゛取敢えずの民主主義国家日本゛。

一方のアメリカは、次期大統領にオバマ上院議員を選びだした。黒人初の大統領という点でアメリカのダイナミズムを見せつけられたような気がするが、それ以上にアメリカの凄さを痛感させられること。これは、評論家の長谷川慶太郎氏や村田晃嗣同志社大学教授も指摘していることだ。

国会議員1年生が大統領に選ばれたという点である。

アメリカの上院議員は任期が6年。2004年に選出されたったの4年間の議員経験しかないのだ。日本では考えられない。日本で総理大臣になろうとすれば国会議員の姻戚に生まれなければそれは不可能という歴史を辿っている。例外は、村山富一総理位のものである。

アメリカのダイナミズムに比べれば、我が国の政局は実に幼稚なものに見える。国民すべてが何を危機に感じ、それをどのように解決していくか、そして、その先には何があるのかを政治家が示していかなければならない。

与野党の攻防、自民党分裂といった単語が実に軽~~く感じるのは、私だけではないと思う。
コメント (2)
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