民主党内が改憲論議で調整が難航しているようだ。憲法提言で集団的自衛権について触れない見通しというのは残念。憲法を巡る問題の中で、国民が最も関心のある部分に触れないということでは、国民に責任政党として認めてもらえるのだろうか。
私は自衛権については、個別も集団も認められるべきであると思っている。ただ、個別的自衛権も集団的自衛権も認められているからといって自衛権と名が付くならば何でもしていいということではない。一定の制約が必要なことは言うまでもない。
アメリカが個別的自衛権としてアフガニスタンに侵攻したが、急迫不正の侵害、他に手段がない場合、必要最小限度という3要件に当てはまらない。こういう場合は認められない。
いずれにせよ、我国の憲法の最大の欠陥は、有事を前提としていない点にある。有事を起こせといっているのではない。地球上のどこかで有事は起きている。起きないように努力する必要はあるが、それでも起きる。少々の可能性があるならば、もしもを、万が一を考えて安全保障を考えようと申し上げている。
個別ならば認め、集団なら認められない、保有しているが、行使できないなどという言葉遊びをしている場合ではないような気がする。
私は自衛権については、個別も集団も認められるべきであると思っている。ただ、個別的自衛権も集団的自衛権も認められているからといって自衛権と名が付くならば何でもしていいということではない。一定の制約が必要なことは言うまでもない。
アメリカが個別的自衛権としてアフガニスタンに侵攻したが、急迫不正の侵害、他に手段がない場合、必要最小限度という3要件に当てはまらない。こういう場合は認められない。
いずれにせよ、我国の憲法の最大の欠陥は、有事を前提としていない点にある。有事を起こせといっているのではない。地球上のどこかで有事は起きている。起きないように努力する必要はあるが、それでも起きる。少々の可能性があるならば、もしもを、万が一を考えて安全保障を考えようと申し上げている。
個別ならば認め、集団なら認められない、保有しているが、行使できないなどという言葉遊びをしている場合ではないような気がする。