この2日間はS部長、MK.T氏、T野氏、ゆきちゃんたちのバックカントリー講習を行いました!
南郷スキー場の伝上山をすり抜け、オープンバーンへと向かいます。
やはりこの時期のバックカントリーツアーは、パウダーを滑ろう!という目的がほとんどではないでしょうか。
というわけで、雪崩事故を未然に防ぐこと、万が一起こってしまったら?という内容で進めてみました。
バックカントリーツアーといえば、三種の神器としてビーコン、プローブ、スコップを携帯すること!などとよく言われますが、
それよりももっと大切なことは沢山ありますよね。
自分たちが滑ろうとしている山域の過去の気象データ、重要なサインの観察情報、積雪内部の観察、登行&滑降ルートの選択、気象の予測など、雪崩事故を防ぐためのやるべきことは沢山あるんです。
とは言え、万が一雪崩事故が発生してしまえば自分たちで仲間の命を救わなければならない。
午後は、アニキ本田氏を講師にビーコン、プローブの操作、寸劇によるレスキューを行いました!
せっかく持っている機械や道具の操作には慣れていて欲しい。いざという時に使えないのでは話にならない。
1日目の実技を終え、亀屋旅館へ。
宿では、翌日の会津駒ブナ森ツアーのための準備をみっちり行います。
地形図、コンパス、耐水手帳を利用したツアールートの道程表作成。地形図読めますか?コンパス使えますか?これが出来ずにGPSは使いこなせないと思います。
明日の山の天気は?山の予想気温、風は?自分たちが向かう山の気象を予測してますか?明日滑ろうとする山の雪はどんなんでしょう?
山の気象情報サイトや高層天気図、近隣アメダスで明日の山の天候を予測します。
そんな感じで明日のツアーの行動中の留意点、留意すべき雪崩を予測し、一斉におやすみなさい
とはいかず、ビール・酒で控えめに?盛り上がるのでした…。
2日目は会津駒のブナ森へ。
昼前には寒冷前線の影響が出始めると予測し、早め早めの行動をとる。
バックカントリーツアーでは滑りを楽しむために、登りも意外に重要なんです。登りやすいルート選んでますか?キックターン出来ていますか?バテやすいラッセルしてませんか?
省エネ登行で楽しい滑降!
久しぶりのミズナラの重鎮で記念写真です。
予定よりも早くドロップポイントへ到着。明瞭な尾根のないブナ森では、ベアリング角度で滑る方向を確認する。
まあいつ来てもこの森は素敵だね~
雪はいいし、サイコーです!
結局、天候もよく雪もよく、楽しいパウダーツアーでした。
みなさん2日間のバックカントリー講習、お疲れさまでした
またみんなで山に行きましょうね~。この度もありがとうございました
毎年講習受けても忘れてしまっている事もあります・・
大変充実した講習でした。居残りの私はスキ-場で悶々とレッスンの復習~たまにパウダ-コ-スで弾けてましたが・・次回は山でよろしくお願いします!
今時らしい気象条件でよかったです。山も雪が良かった!次回こそは山に行きましょうね。
ありがとうございました!
大事なことなのに忘れてしまう、ほどに自ら冬山に入る頻度が低く、経験値などほとんど増えるはずもないのが実情だけに、恒例の講習は本当にありがたいです。実地講習付き免許更新手続きのような感じで受講させていただいております。毎回同じような説明なのに、いつも丁寧にご指導いただき、感謝しています。そして、これから年齢とともにますます物忘れが多くなっていく。。。ぜひ今後とも、よろしくお願い申し上げます。
今シーズン序盤に心配された、昨年を思い出させるような積雪量も、当日にはまったくの杞憂でした。ピットチェック、ビーコン操作、そして何と言ってもためになるのは組織的な救出活動の予行演習と感じています。たとえ訓練でも経験ゼロとは圧倒的な差があると思います。また、当日に持参を忘れてしまったコンパスの操作は、地図読みとともに非常に重要な知識と思っています。動作の正確な製品を、明日にも求めに参ります。自分にとってはやはり、楽しい滑走があっての冬山、少ないチャンスを安全で快適に滑りたいので、そのための万全の準備をしっかり身につけていきたいと思います。それにしても、当日の山のコンディションはよかったですね~穏やかな天候で晴天に輝くフカフカメロ~な雪面が印象的でした。次回もまたよろしくお願いいたします
毎シーズン1回は必ず更新しましょう、てな感じで。
そういやあ、みなさんのツアーは大外れがないな~
いい雪に当たってる!
では、次回秋田でお会いしましょう!