奈良県明日香村において、10月24日〜25日に国営飛鳥歴史公園石舞台地区・高松塚周辺地区等において、歴史的風土と人々の心が築き上げてきた文化と誇りを伝える、秋の祭り「古都飛鳥文化祭」が行われました。
今回は、「古都飛鳥文化祭」の様子を2回にわたって紹介したいと思います。
10月24日は、国営飛鳥歴史公園石舞台地区・高松塚周辺地区等において色々なイベントが行われました。
近鉄飛鳥駅前において、壬申の乱を勝利した天武天皇の皇后である持統天皇が、31回にわたり吉野へ行幸したとされる「行幸ウオーク」再現の様子を、地元の劇団「時空」さんのもと、一般参加の方や奈良県の学校で英語を教えている外国の先生の参加のもと、古代衣装を身につけ華やかに「行幸ウオーク」が行われました。
出発の前には、劇団「時空」さんにより寸劇が行われ、大変な拍手のもと高松塚芝生広場にむけて出発しました。観光に来られた方も,感激して見られていました。
高松塚芝生広場においては、農民連手作りの屋台があり色々な催し物がありました。丁度、「行幸ウオーク」が到着して一層イベントが盛り上がりました。
石舞台地区では、明日香村伝承芸能保存会による「八雲琴」等が行われ、飛鳥ならではの音を聞くことができました。
奈良県立万葉文化館において、同じく明日香村伝承芸能保存会により、雨乞いの様子を再現した「南無天踊り」が実施されました。
館内では、日本の基礎を築いた飛鳥時代の女帝である「斉明天皇」の事績について、古都飛鳥歴史講座として明日香村文化財課の方による「飛鳥の謎の石造物と斉明天皇」という題で、講演が行われました。大変興味深く、講演を聞くことができました。
次回は、秋の飛鳥の風景の様子と和太鼓で有名な「倭」さんのスペシャルライブの様子や、和太鼓パレードの様子等を紹介したいと思います。
「飛鳥」の秋は、景色はもちろん素敵ですが面白いイベントが盛り沢山です!
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