奈良県明日香村にある、明日香村文化協会主催の歴史のフィールドワークに参加してきましたので、その様子を紹介したいと思います。
テーマは「今に残る道、畦畔から飛鳥時代の宮殿の痕跡をたどる」です。
※明日香村文化協会「今に残る道、畦畔から飛鳥時代の宮殿の痕跡をたどる」より紹介
前回は、「飛鳥宮跡の外郭大型建物跡と飛鳥宮跡北限溝」
今回は、「飛鳥宮跡の外郭の飛鳥宮跡東限塀跡及び東側基幹水路跡」を紹介したいと思います。
〇飛鳥宮跡東限塀跡及び東側基幹水路跡
飛鳥宮跡東限塀は、現在の明日香村岡にある天理教会前の道路面が東限塀だと思われます。東限塀の痕跡がすぐ近くにあります。民家の横に幅約1メートルの小径があります。約100メートル位の小径ですが東限塀の跡と言われています。
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〇東側基幹水路跡
飛鳥時代の東側基幹水路跡は天理教会の建物を建てる時に発見されました。場所は、東限塀(道路)横の天理教会の建物の下です。
東にある山からの水が、宮殿に入らないようにする為のものだと考えられています。
今回の新しい発見は、普段何げなく通っている小径が古代の宮殿の東限塀跡とは思いもしませんでした!
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