飛鳥には、「神奈備(かんなび)」(神々が降臨され、鎮まる山)と呼ばれる所が数か所ありますが、今回はその一つとされる「甘樫丘」を撮ってきました。
この場所は、日本書紀によると「蘇我大臣蝦夷とその子入鹿臣は、家を甘樫岡(うまかしのおか)に並べて建てた。大臣の家を上の宮門(みかど)、入鹿の家を谷(はざま)の宮門と呼んだ。また、その男女を王子(みこ)と呼んだ。」と記されています。645年の乙巳の変(大化の改新)の前年のこととして記されています。
現在展望台からは、飛鳥や大和三山(畝傍山・耳成山・天の香久山)を一望することができます。飛鳥の中でも最も景色がよく、多くの方が散策に来られています。
まだ紅葉が残る「甘樫丘」を、歴史に思いをはせながら散策してきました!