演歌界にも自分で作詞作曲をする、いわゆるシンガーソングライターがいます。有名なところでは北島三郎さんや吉幾三さんで、他の歌手にも積極的に楽曲提供をしています。
石原詢子さんが自分で作詞作曲をすることはこれまで知らなかったのですが、今回紹介する5月24日発売の新曲『五島椿』は、「いとう冨士子」のペンネームでみずから作詞作曲しています。
長崎県の五島列島を舞台にしたご当地ソングで、この地で有名な椿をテーマにしたしあわせ演歌になっています。
五島の地で育ち、島の教会で結婚式をあげた女性主人公が、島の椿にことよせてこれからも幸せが続くことを願うという内容です。
メロディー的にはまあ言ってみれば、どこかで聴いたような感じのメジャー演歌ですが、それだけに落ち着いた気分で聴けますし、また覚えやすいのでカラオケでも人気が出るように思います。
石原さんの歌唱は、自分で作った曲のせいもあるのか楽しい気分でのびのび歌っているような感じです。
MVでは彼女が洋服姿で五島列島の美しい景色をバックに歌っている姿がとてもさわやかで、本当にいい動画だと思いました。
ベテランの域に達している彼女にとって、この曲はまた新しい転機となるのではないでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=8bOmEMT5R6E
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