お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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BD-1でチャリンコ通勤<7月4日=62>
 


日差しもきつい瞬間があった


 夏のような日差しがたまに差し込んでくる。今日も暑い。
 汗を流して坂を登り、区役所通りと歴博通りの下りを、風を切って一気に降りる。爽快そのものだ。スピードも車と変わらない。気持ちいいねぇ。
 
 汗のせいか、「ヘルメットが臭い」とカミさん。朝起きると、ベランダに必ず干してある。これから夏。汗対策をどうするか? 大問題だ。

  サイコンによる記録
 距離 41.54 km
 平均時速 23.4km/h
 最高速度 51.9km/h
 走行時間 1時間46分28秒
 ※06年の通算 4668.56km

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●月日 06年7月2日(日)
●天気 曇り→雨→曇り→雨→晴れ
●目的地 宮ケ瀬
●ルート 座架依橋~三増峠~城山公園~三ケ木~R412~半原越~土山峠~宮ケ瀬~関~津久井湖~上溝~自宅
●出発 午前7時ごろ
●帰宅 午後4時ごろ
◆サイコンによる記録
       距離 104.15km
       平均時速 20.8km/h
       走行時間 4時間59分57秒
       最高速度 54.2km/h
       ※06年の通算 4627.02km

 この日は午前5時に起床した。前夜は9時過ぎにはベッドに入った。イヤでも目が覚める。予定通りブラジルvsフランスを後半から見ようと思ってリビングへ行くと、下の中1の娘がもう起きてテレビを見ている。そういえば、前夜「明日は部活で遠征に行く」と言っていた。
 「どこ行くんだっけ?」
 「城山中学」
 「城山? お父さんも今日その辺に行くよ。見に行っていい?」
 「だめ! 絶対だめ!!!」
 「どうせ1年だから試合には出れないでしょ。いいじゃない」
 「だめだからね」
 レーパンおやじは嫌われる運命にある。

 城山中学は城山高校の近くにあると思っていたのだが、帰宅後、それは綾瀬と小田原にあることが判明した。もちろん娘が行ったのは綾瀬の方。城山湖の近くを城山中学を探して回らないで良かった。

 午前7時という、私にとっては画期的な時間に出発。道に車がいないってこんなに気持ちのいいものだったんだ。これからは早起きして走るか。

 相模川を座架依橋で渡り、突き当たりを右へ少し走り、山際交差点を左へ。この県道65号を行けば三増峠へと出る。

 走っていると「信玄道」という標識。小田原城を囲んでいた武田軍が平塚から北上して進んだ道で、その先にある三増峠は武田軍と北条軍が戦った合戦場だそうだ。後で調べたところによると、三増トンネルの手前に峠への道があり、実際の峠はその上にあるようだ。また三増は「みませ」と読む。なんてえらそーに言ってますが、ブログやってなきゃ、「信玄道か。へぇ~」で終わり、いつまでたっても「みますとうげ」と読んでいたことでしょう。

 ほとんどが緩やかな登りで、人家も道の周辺に広がっているが、トンネル手前に来ると人家は途切れ、坂も勾配がきつくなる。やっと峠の様相を呈してきた。

 トンネルは400メートルほど。車もほとんど通らない道なので、危険はないが、リアのフラッシュライトを点滅させて一気に通り抜ける。トンネルは苦手だ。


三増トンネル


 トンネルを抜けると、当たり前ながら下りが始まる。これが気持ちいい。ほぼ直線のところが多く、車も少ないので、ノーブレーキでビュンビュン下れる。裏を返せば、こちらからは登りたくない勾配だったが、雰囲気という点ではこちらの方が良かった。

 いったん下ってからは多少のアップダウン。そして、最後の小倉橋と串川橋を結ぶ県道に出るときには、丸いわっかがぽこぽこある道路が! 10メートルほどなのだが、調子良く来ていたので、フロントがアウターのままだった。
 「しまった。登れない・・・」。このままではコケる。そう思うと人間は強い。火事場の馬鹿力でえいやっと登りきる。

 登りきったところを交差する県道も上り坂の途中。おまけに車の通行量が多い。油断できない道だ。

 県道に出たところを右折して少し下って、今度は城山公園方面へ左折する。この道はMTBで2年ほど前に来たときは登れなかったところ。途中から押して上がった。

 リベンジだ。でも、27Tでしか登れない。きつい。幸いなことに1回曲がればピークに着いた。あっという間にリベンジ成功。成長したもんだ。



城山公園


 城山公園に到着したのが午前8時半ごろ。さすがに人の姿はない。ここで最初の休憩。しかし、この坂が峠といえるだろうか。う~む。でもひと山超えるんだもんね。峠ということにして、本日二つめの峠越えを達成したことにしよう。



城山公園から下る道から津久井湖を臨む


 一服し顔を洗っただけで、何の観光もせず城山公園を後にする。「右足のクリートは帰るまで外さない」。そう「ロードバイクバイブル」に書いてあった。ロードに乗ったらめったなことではバイクから降りてはいけないらしいのだ。
 
 R413を三ケ木交差点を左折してR412に入る。半原日向への登りに苦しみ、愛川大橋へのダウンヒルを楽しみ、また登って県道541号を宮ケ瀬方面へと右折すると、


R412から宮ケ瀬相川線へ右折した瞬間の坂

 一直線の上り坂。降りるときは気持ちいいんだけどね。27Tの出番だ。
 
 最初の信号を左折し、細い道を走る。ちょうど草刈りを周辺の住民の方が総出で行っている最中。じろじろ思い切り見られながら走るのは、なんだか恥ずかしい。悪いことしてるわけじゃないんだけど。
 
 橋の手前を右折し、二つある道の左側を降りる。いきなり林に囲まれた道だったので、もう林道かと思ったが、下って登ると人家が普通にある。その登りきったところを右折すると、ようやく半原越への林道が現れる。


法論堂林道入り口

 半原越まで70分とある。もちろん徒歩で行った場合の話だろうが、私が自転車で行ってもたいして変わらないかもしれない。
 
 この分岐を標識に従って左折すると、道のど真ん中にポールが立っている。大型車の通行を妨げるものらしい。ゲートではないので、乗用車は入り込めるすき間があり、実際、何台かの車が入っていた。残念ながらチャリンコ天国の林道ではないようだった。


車通行不可ではない林道

 最初は緩やかな傾斜が続くが、やがて勾配は急になっていく。そのきつい傾斜が延々と続き、足を休める部分はほとんどない。あ~、ダメだ・・・。一直線の登り坂で足を着いてしまった。
 
 休憩したはいいが、登りの途中だったので、こぎ出しが辛い。
 
 27Tでひーひーいいながら、何とかあとは足を着かないで登りきることができた。でも、辛い登りだった。時間は約32分。最後の方はほとんど時速が6~7キロだったが、とりあえず歩くよりは速かったことが分かって、ほっとする。


半原越

 法論堂(おろんど)とは、修験者(山伏・僧侶)が法を論じたことからそう呼ばれ、半原越は、昭和の初期まで養鶏が盛んだった煤ケ谷から、当時糸の町として栄えていた半原へ繭を背負ってこの峠を越えたことからその名が付いたらしいーーーこのようなうんちくを授けてくれる看板があった。
 
 ふと左を見るとゲートがある。行きたい気持ちに駆られたが、道は思い切りダート。ロードじゃ行けないし、こんな道を走ったら必ずパンクする。やめとこ。


切り通しとなっている半原越のピーク

 ここからの下りは路面が悪かった。途中、台風による土砂崩れの跡もあった。以前ここへ来たときは、このために通行止めとなっていたが、修復されたようだ。それにしても、道は土砂があふれ、石ころが転がっている。ブレーキを握る手が痛い。
 
 坂尻のあたりで県道64号線へ出た後は、土山峠へ向かう。この峠は最後の上煤ケ谷あたりからがきつい。しかし、この峠は何度も走っている。何とか25Tで登ることができた。ふ~~~~~。本日四つめの峠越え達成。


土山峠

 三叉路を過ぎたあたりで、冷たいものを足に感じた。汗ではない。来たか、雨・・・。
 
 宮ケ瀬到着が午前10時38分。いつものラーメン屋のカレーパンとソースのかかった揚げシュウマイを食べながら、ビジターセンターの軒先で雨宿り。それほど強い降りではないのですぐ止むだろう。この後は、三叉路から裏ヤビツを登り、蓑毛から浅間山林道で大山方面へ行く予定にしていた。



宮ケ瀬湖

 多少止んだかなと思ったので出発するが、バス停付近でまた降り出した。今度は本格的。土砂降りだ。慌ててバス停の小屋に避難する。コルナゴ乗りもやって来て二人で雨宿り。


宮ケ瀬湖バス停で雨宿り

 1時間に1本というバスを2台見た。下の写真の立て看板には「ヤビツ峠手前のトンネル近くのガケで白骨死体が3月に発見されました。不審な車などを見た方はご連絡下さい」と書かれていた。
 
 この風景をもう1時間以上見ている。
 
 雨はすさまじい勢いで降り続く。雨漏りもし始めた。バスは本厚木行き。輪行袋があれば、乗って行きたい。しかし、サイクルベースあさひでポチッとした輪行袋は今朝、自宅に届いたようだ。さきほど娘からメールがあった。


1時間に1本しかない本厚木行きのバス

 午後12時40分。雨はようやく上がった。ここに2時間も足止めされたことになる。
 
 さて行くか。と、走り出すとポツポツまだきている。三叉路で何度もUターンしながら迷いに迷ったあげく、山はきっと雨が降っている、今日は帰ろうと決断し、再びビジターセンターから関の交差点へと向かう。
 
 そして、津久井湖手前で・・・・パンク。ちょうど信号のところだったので、歩行者はもちろんドライバーからも好奇の視線を集めることになった。



津久井湖手前で・・・

 実はこれが初めてのパンク修理。よし、頑張るぞと勢い込む。ところが、チューブはあるが修理キットがない。しまった。BD-1のバックに入れたままだ。手でなんとかなるかなと思ってやってみたが、タイヤがうまく外れない。何度もやってみたがダメ。何か変わるものはないかな? 結局、六角レンチで無理矢理外すことができた。リムは大丈夫だったかな。
 
 チューブを代え、携帯ポンプで空気を入れるが、なかなか入らない。お、そうだ。CO2があるじゃないか。「シュッ」。一瞬で入っちゃった。
 
 時間にして30分余り。最初にしてはまあまあかな。
 
 パンク修理の時間帯は奇跡的に晴れ。それが走り出すとまた雨が落ちてくる。そして土砂降りに。シューズはぐっしょり。メガネも水滴だらけで前が見えなくなっていく。路面も濡れ、車は渋滞。スピードも落ちる。ふと西の空を見ると、晴れてる! 何で、私の行くところだけに雨が降るんだ。ちくしょーー。
 
 いい加減、雨の中を走るのもイヤになったので、上溝駅手前の自販機の前で雨宿りがてら休憩する。
 
 すると、晴れてきた。一体どういう天気なんだ?


晴れちゃった

 上溝から自宅までは晴れ。せっかく早起きしたのに、ちょっと悔しい1日だった。
 
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