詳しくはないのだが、多分ひとつ前のモデルと思う、VWパサート・バリアント(要は、ワゴン)。友人が、これの一つ前、別の友人が二つ前に乗っているので、比較はし易いモデル。最近のVWのモデルは、1.4リッターのエンジンに過給機を付けた「TSI」というものが多い。このモデルも、それとは思うが、思いのほかスタートがしっかり加速する。以前の、3リッター・クラスのエンジンとは違い、トルクでぐいぐい行く感じではないが、十分な加速はする。これは、結構好印象である。日本車に乗り慣れた人でも、とっつき易いモデルと思う。でも、気になったのが、「走行可能距離」の表示。何で、50キロから、いきなり5キロも落ちて45キロなのだろうか? でも、考えてみたら、欧州でも米国でも、この「おおざっぱ」な表示で十分な、一日数百キロ当たり前のように走行するのだから。思い出したのが、ドイツの系列会社を訪問した時だ。その会社に勤務する仲間は、毎日ベルギーの自宅から、数百キロ走って通勤していた。この、フランス系の彼は、自分の発音に「いいね~!」をくれた。あの、鼻に抜けるフランス語で、「アントワ~ンヌ」と彼のファースト・ネームを言うと、笑っていたな。懐かしい思い出だ。
昨日のメルセデスのシフト・レバーの話に関係して、プリウス等のハイブリッド車のギア・シフトについて。知り合いが、自分のクルマの車検での代車が、プリウスだったネタ。彼は、初めてのハイブリッド車で、シフトに面喰ったという。というのは、プリウス等のハイブリッド車、ニュートラルからのシフトをしても、またニュートラル位置に、レバーが戻ってしまう。しかも、「ドライブ」に入れたはずなのに、インジケータでは「N」のままで変わらないと。これ、機械式では無くて、「電気接点」でシフトするので、電化製品の「スイッチ」を入れる感覚なのである。だから、レンジの「D」に入れるなら、しっかり「接触」させないといけない。つまり、「ポンッ」とするのでなく、「押し付ける」感じがいいのだ。慣れるまでは、インパネの「インジケータ」で、しっかりシフトされているかを確認した方がいい。まあ、「コツがいる」ということ。シフトのパターンは、画の通りで、手前で「D」、前に押して「R」なので、これも覚えておかないといけない。
雨も上がって、いい天気の中の仕事。東の方へ行ったので、「こりゃあ、呼ばれるな」と思ったら、思いっきり遠い神奈川方面へ。思わずの「ガッツ・ポーズ」が出てしまった。途中の土手道では、鼻歌が出るほどの気持ち良さ。やっぱり、「嫌な方」へ行かないと、こんなにも気持ちがいいと。でも、明日は、朝から呼ばれているので、気持ちはブルーだな。また、早起きしなくちゃあな。