遊びの達人

MTB、フライフィッシング、写真等外遊び大好き。オーディオ、鉄道、クルマ、海外出張や旅行の話も。大の麺食い。

高級車の乗り味

2008-09-06 | Weblog
この車は何でしょう? 正解は「センチュリー」。 一千百万円以上する、トヨタの高級車である。 5メートルを優に越える全長に、189センチの車幅は、都内では決して運転し易いモデルではない。 でも、V12気筒のDOHC 5リッターのエンジンは、2トン以上の重量車を気持良く走らせる。 以前に乗った、メルセデスのS600は同様に12気筒だったが、ワイルドなフィーリングで荒々しいが、センチュリーはジェントルだが十分なパワーがあるという感じ。 随所にある内装の木目パネルは、「木目調」ではなく「本木目」で、それぞれのパネルは木目が合わせてあるという。 普通は黒いプラスティック製のエアコン吹き出し口は、「メッキ」仕上という懲りよう。 でも、ハンドルは旧型クラウンのものそのもので、鳳凰マークのエンブレムが付くのが違いか。 それはそれで、整然と並んだスイッチと日本語表示とともに、トヨタ車を運転したことのある人なら、簡単に慣れるというのはいいことだろう。 車体サイズは、また別の話だが。 エンジンの片側6気筒が死んでも、片側の6気筒で走れる。 リアシートにも、エアバッグが有るというのはVIP用の車らしい仕様。 そういえば、てんちょとアメリカ出張をした時に借りたリンカーン・タウンカーを思い出した。 フワフワと船みたいな乗り心地というので、共通点はあるような。 でも、揺れてからの収まりがまったく違う、やっぱり造りが違うのだろうな。 なかなか乗れるモデルではないので、いい体験をできた。