「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

ヒグマと接近 天塩岳の山行き②

2007-08-28 21:12:26 | 道北の山々
8月26日の登山記録②:

[7時25分:入山  8時:前天塩岳ルート分岐  8時40分:ヒグマと遭遇]

ヒグマと遭遇してから、先行の2人と一緒にひたすら上を目指す。
9時20分に樹林帯を抜けて、ハイマツ帯に。やがてガレ場に達する。ここからは雲の中で、視界不良。おまけに強風で、よろよろ歩きを強いられる。赤く色づいたコケモモの実とウラシマツツジの紅葉に心癒される。稜線では秋が始まっていた。
                              (写真:コケモモ)

9時40分、前天塩岳の山頂に。全く何も見えずにがっかり。強風で滞在時間ゼロで天塩岳とのコルに下る。雲の流れが早く、振り返ると、前天塩岳が構えていた。

            前天塩岳の山頂(1540m)


          振り返ると雲が晴れて、前天塩岳(左)


10時40分、天塩岳の山頂。すさまじい強風だが、一瞬の晴れ間を期待して10分ほど我慢する。願いが通じたのか、行く手の西天塩岳と円山をまわる新道コースが姿を見せた。前天塩岳、天塩岳、西天塩岳、円山。ここは、ゆったりと構えるたおやかな山塊だった。残念ながら期待していた遠望は効かず、対面の大雪山は雲に隠れたままだった。


           天塩岳山頂(1557.6m)


        下山の新道コース 西天塩岳(左)と円山

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