神居古譚の神居岩(左端)
2011年5月22日(日)の神居岩(233m)の登山記録
日々の移ろいのなかで、いつのまにか桜の時期も過ぎてしまった。
道北の山間部なら、散り際に間に合うかなと、 旭川郊外の神居古譚へ。
石狩川にかかる吊り橋の向こうに屹立する神居岩を目指す。
エゾヤマザクラと芽吹きの萌黄色が奏でる春もみじに、ほっとする。
登山路にはオオタチツボスミレやオオバナノエンレイソウがにぎやかに咲いていた。
春もみじ
春もみじ
エゾヤマザクラ
オオバナノエンレイソウ
30分ほどで神居岩のすそ野に。左コースと右コースがあるが、傾斜のある左の道を選ぶ。
岩崖はロッククライミングのトレーニング場所になっていて、
2組のパーティーが真剣な声を出し合って、岩と格闘していた。
小型のタカがケーと叫びながら空を切り、もう1羽と絡む。ハヤブサだと思う。
これは求愛なのか、威嚇なのか。それとも人を嫌っての警戒か。
頭を上げ、首をまわして、鋭い滑空に見とれること15分。
神居岩
小型のタカ
頂上からは音江山がよく見えた。水を貯めた田んぼが水鏡となって、きらきらと輝く。
春の米どころは、まるで広大な湖のよう。
帰路は右まわりで下りる。
神居岩の山頂から見た音江山と水田地帯
■登山記録
13時10分:旧神古譚駅の左手から入山
13時40分:神居岩の左右分岐を左へ
14時10分:山頂
14時20分:下山開始
14時45分:下山
下山して、周辺のサイクリングロードを散歩したら、ルリシジミが大発生していた。
集団で吸水するルリシジミ
サイクリングロードで見つけたツボスミレ
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