へびいし郁子のチャレンジ 3

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「虹とみどりの会」

ヤブロコフ博士講演会

2013-05-20 | 日記・エッセイ・コラム

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5月20日(月)午後6時30分より郡山市総合福祉センターにおいて行われた、ヤブロコフ博士の講演会に参加しました。博士は、「チェルノブイリ被害の全貌」日本語版の出版を機に来日して、全国各地を講演なさっています。

「福島への教訓」として、

1、当局の発表は信用するな 2、空気、水などのモニタリングは、政府から独立したモニタリングが大事 3、体内被曝のモニタリングも同様 4、IAEA,WHOは、なぜ嘘をつくのか、それは1959年の協定による。

・一人一人の検査を徹底すること。①歯のエナメル質 ②染色体 ③目の水晶体 ④HBC子ども20bq/kg、大人50bq/kg以上の時は、適切な措置を取る。

・知は力なり、いたずらに怖がらないで、正しく行動すること。

・日本政府が、再稼働を進めることは狂気である。

など、発言されました。

監訳された星川淳さん(前プリンピース事務局長)は、翻訳の経過を説明され、「福島原発事故の被害の全貌も今後、出版しなければならない」「報告書は、定価が5000円と少し高めなので、図書館などにリクエストして下さい」など仰っていました。

「調査報告 チェルノブイリの被害の全貌」

岩波書店 2013年4月26日 刊

星川淳 監訳

チェルノブイリ被害実践レポート翻訳チーム

編著:アレクセイ・V・ヤブロコフ博士

・生物博士。ロシア科学アカデミー評議員。欧州放射線リスク委員会(ECRR)評議会委員。チェルノブイリ事故当時、ゴルバチョフ書記長のアドバイザーを務め、被曝者のその後について25年以上追跡調査。事故による死者数は、1986年から2004年の間で少なくとも98万5000人に達するとの推計を発表。福島事故後、被曝による過小評価を警告した。