四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

高台院-深谷城主上杉憲賢室高泰姫墓-(埼玉県深谷市)

2017年12月29日 | 神社仏閣
深谷上杉氏 ⑤
時系列通りには行かないと思いますが、深谷上杉氏に関連する史跡等をを数回にかけて紹介中!
今回も数か所ある深谷上杉氏の菩提寺・墓所のうちのひとつ高台院です。



深谷市役所のすぐ北側(深谷市田谷308)に曹洞宗の寺院で「高台院」と言う寺院があります。
同市人見にある昌福寺の末寺で、深谷山永明寺と号します。当寺は上杉氏の家人、高橋永明の創建と伝えられ、深谷城主3代目
上杉憲賢の室高泰姫が中興開基した寺で、高泰姫の墓、上杉憲賢の墓と伝えられるものが境内にあります。




高台院門前の「深谷城主上杉憲賢公・室 高泰姫 墓所 高臺院」と刻まれた石標




高台院説明板




高台院の文化財説明板




山門 山号「深谷山」の扁額




本堂




院号「高臺院」(高台院)の扁額  ガラス戸には上杉氏の家紋「竹に雀」




鐘楼




深谷上杉氏墓所 左の背の高い宝篋印塔が高泰姫の墓 写真の奥に見えるのが永明稲荷と土塁
ここ高台院のある場所は深谷城の西郭でした




中央の宝篋印塔が高泰姫の墓(深谷市指定文化財・昭和33年(1958)11月3日指定)
その右にある宝篋印塔が上杉憲賢の墓と伝えられる




土塁  深谷城の遺構としては数少ない中のひとつ(一か所)です。

この高台院・高泰姫墓については、訪問した直後の本年5月に一度投稿していますが、若干の編集をしての再投稿です。

散策日:平成29年(2017)5月27日(土)


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