城 名:大舘氏館(おおだちしやかた)
別 名:ー
形 態:館
時 期:鎌倉時代
築城主:大舘(新田)家氏
城 主:大舘氏
遺 構:ー
指 定:ー
現 状:農地
所在地:群馬県太田市大舘町(旧新田郡尾島町)
大舘氏館跡については現地説明板に詳しく紹介されていますので省きますが、館跡は東楊寺の北約100mの場所にあるとの
ことでした。
車では行けないとの事前の情報収集から、東楊寺の参道入口の横にある大舘区民会館に駐車させていただき、境内を抜けて裏
の県道に出て、館跡へ行く道を探しましたが標識等は見つからず、ここでも行ったり来たり。例のごとく付近の方のお世話に
成ることになりましたが、声を掛けさせていただいた女性は、「道が狭く草がすごいですが、足元は大丈夫ですか」と心配し
てくれながら、館跡への入り口までわざわざ同行案内してくれました。「あら、道が舗装されて綺麗になって居る。あそこに
赤い柱が見えるでしょ。あそこです」と、女性もまさかの状況に驚いていました。
お礼を言って別れ、その赤い柱を目指してあるきました。
一応、事前に場所の情報を調べてはいるのですが、いざ現地に行ってみるとそう簡単には行かないことが多く、いつもこうし
て地元の方のお世話に成っています。
畑の中に朱の鳥居が見えます。ここ一帯が大舘氏館跡であったようですが、耕地整理によって遺構は失われたようです。
舗装はされていましたが、車1台通るのがやっとの農道です。とても路駐なぞできません。舗装前だったらこの時期ですから
草だらけだったかも知れません。
鳥居を潜った所には小さな社が建立されており、「大舘氏館跡」の標柱、説明板。それと石碑が建っています。
正面から見るとこんな感じでです
諏訪神社が勧請されています
「諏訪神社改築記念」碑と「大舘氏館跡」説明板
「大舘氏館跡」説明板
社の裏に石祠が二基あります。大館氏と関係あるものでしょうか? 卒塔婆が気になります。
社の北方から南方を 農道の先に見えるのが東楊寺です
散策日:平成30年(2018)9月19日(水)