心を柔らかく

残念なことですが

戦後生まれである団塊の世代の人達で

イキイキ生活している人は

１割５分と言われています。

 

「小人閑居して不善を為す」と言われますが

暇をもて余している人も少なくないのでしょうね。

 

日本の歴史上始まって以来の

超高齢化社会です。

 

人は身体が動くのであれば

幾つになっても社会に貢献して

社会参加することも

大切なことではないでしょうか。

 

仮に仕事が無いとするならば

先ずは自分の健康管理や

部屋の片付け

ご近所周りの掃除などに

取り組んでみるのも良いですね。

 

テレビばかり観るのはやめて(笑）

知的好奇心を高めるために

読書も良いですね。

 

パソコンやスマホを習って

情報発信なども面白いかも知れません。

 

人は５０歳を過ぎると

顕著に頭も身体も心も固くなるものです。

 

年齢を重ねても

頭も身体も心も柔らかくして行きたいものですね。

 

自然に任せては老いるのみです。

 

頭と身体は致し方ないかも知れませんが

心は意識して柔らかくしたいものですね。

 

意識して魂を磨いて

心をマネジメント出来るようになると

運が良くなります。

 

 

 

現実世界と精神世界

アメリカでは１９８０年代

日本では２０００年代に

スピリチュアルブームが起こり

一般庶民にも認知されました。

 

精神世界の智慧は

宗教や占いや霊媒やスピリチュアルセミナー等で

扱われていたこともあり

胡散臭いイメージがありました。

 

２０１０年代には

ブームも沈静化しましたが

インターネットの普及と共に

詐欺も増えました。

 

良くも悪くも

精神世界の話は定着しましたが

２０２２年の現在

また霊感商法で有名な団体も

大きく話題となっています。

 

もう忘れているかと思いますが

２０１７年には東京の

富岡八幡宮で

宮司の姉弟の血なまぐさい事件もありましたね。

 

表ざたになっていないだけで

財産や権力などで親族争いになっている

神社仏閣は少なくないようです。

 

人間が織りなす現実世界とは

血なまぐさいものです。

 

陰陽・善悪が混在しているのが

人間社会であり現実世界です。

 

この厳しい現実世界で

自立力と相互扶助力を高めることが

先ずは大切なことではないでしょうか。

 

現実に向き合うことを避けて

現実逃避するために

精神世界の知識を頭に入れていては

運が悪くなります。

 

「願えば叶う」とか

「思考は現実化する」とか

「正しいことより楽しいこと」

「自分探し」・・・などなど

耳障りの良い言葉を言い訳にして

現実的に自立できない人が少なくないようです。

 

精神世界の智慧は

自己実現や自己超越のためには

必要な智慧ではありますが

それはあくまでも

現実世界との調和があってのものです。

 

できれば若い時から

現実的に自立力と相互扶助力を高めながら

精神世界の智慧に触れる機会があると良いですね。

 

現実世界と精神世界が調和すると

運が良くなり

人生が愉しくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道徳格差

物質的に貧しい国と豊かな国があります。

 

日本は明らかに

物質的に豊かな国ですね。

 

世界第三位の経済大国だそうですが

サービスと品質と平等性では

世界一と言っても良いと思います。

 

他国は格差が激しいものです。

 

日本は勤勉な国民性と

親子の依存体質があるために

これまで何とか中流を維持して来ましたが

 

親も８０歳になると老・病・死が進んで

自立できない子供は生活が厳しくなります。

 

介護による共倒れもあるようです。

 

お金があっても無くても

物質的に豊かでも貧しくても

人は老・病・死を避けられませんね。

 

マスコミは経済格差を煽ります。

 

欧米の２０年遅れである日本も

２０１０年代に新自由主義を

完全導入する形になりました。

 

ますますマスコミやネットが煽り

多くの人は経済やお金に関心が集まります。

 

順調に投資詐欺も増えているようですね。

 

格差の本質は精神格差であり

道徳格差ではないでしょうか。

 

勤勉であり

道を学び徳を積むならば

この豊かな日本では

経済的に困ることは無いと思いますが

メディアの洗脳力は

凄まじいものがあります。

 

本来は道徳を伝える立場である宗教団体も

営利団体になっている所もあるようです。

 

現在はありがたいことに書籍やネットで

道徳情報を得られる時代です。

 

その道徳情報を

生活習慣の改善に活用することは

自分自身の責任ですね。

 

自分自身の責任を自覚して

道を学んで徳を積むと

運が良くなります。

 

 

子育ての責任

社会にとって

子育ては大切なことではありますが

個人主義・自由主義・資本主義が進む社会では

どの国でも少子化の傾向にあります。

 

欧米社会もそうですが

日本は戦後２０年ぐらいを過ぎる頃から

核家族が増えるにつれて

子育てが難しくなって来ました。

 

１９７０年代に

「母源病」という言葉も出て来ました。

 

専業主婦であっても

母親一人で子育てをするのは

難しいケースもあったことと思います。

 

母親（父親も）の人格や人間力はまちまちですものね。

 

子供を持ったからといって

みんながみんな

人間的に成長して

責任ある大人になれるとは限りません。

 

ましてや

地域コミュニティが変貌した今日

生まれた頃からスマホがある今日

どんな影響が出て来るのか

１０年後・２０年後になってみないと分かりません。

 

仕方がないことですが

学生の間は学校の成績が

子育ての評価になっているケースが

少なくありません。

 

知育も大切ですが

徳育や体育も大切ですね。

 

社会に出ると人間力が

最も大切になります。

 

引きこもりやニートや精神病の増加は

戦後の子育てや学校教育の

根本的な見直しの必要性を

示唆しているのかも知れません。

 

虐待や育児拒否も増加している今日

親だけでなく

公の機関で責任を持つ時代に

移行して来ているのかも知れません。

 

農業社会では

子育ては自然に村でなされていました。

 

残念ながら現時点での

公の少子化対策は的外れかも知れません。

 

社会の未来を担う

子供の成長が大切なことは

昔も今も変わらないのではないでしょうか。

 

子育ての責任を

母親（父親）だけに押し付けることは

過酷になっているかも知れませんね。

 

個人主義・自由主義・資本主義が進む社会では

少子化は自然の摂理ではないでしょうか。

 

微力ですが

子育てをがんばっている方々を

陰ながら応援して行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

身近なご先祖様

仕方がないことですが

良くも悪くも明治維新から

個人主義・自由主義・資本主義が

西洋文明から入って来ました。

 

昭和の戦後からは

そこにアメリカ風も

色濃く入って来ました。

 

いまだに戸籍制度である日本は

個人ではなく

家族を単位としていますが

戦後世代の多くは

個人主義・自由主義・資本主義が浸透していて

核家族やおひとりさま世帯が増加しています。

 

残念なことには

親子関係の対立や共依存も増えているようです。

 

親御さんは

身近なご先祖様ですね。

 

確かに人間として未熟なまま

親になってしまった人も

少なくないと思いますが

恨みや憎しみの念を持ち続けると

自分の心も苦しく辛く

運が悪くなり易いものです。

 

親御さんの魂は

親御さんが磨く責任があり

自分の魂は

自分で磨く責任がありますね。

 

親御さんとは

対立や共依存関係になるのではなく

「親しい中にも礼儀あり」で

程よい距離感で接して行けるといいですね。

 

親御さんが存在してくれたからこそ

産んでくれたからこそ

自分が存在していることに感謝して

相互扶助の関係になれるように

自分自身の自立力を高めることが

先ずは大切なことではないでいしょうか。

 

個人主義・自由主義・資本主義に侵され

エゴに執着した

ろくでもない親御さんもいるとは思いますが

自立力を高めて

程よい距離感を保ち

恨みや憎しみの感情は減らして

産んでくれたことに感謝をして

自分自身の魂を気がいて行きたいものですね。

 

毎日、ご先祖様に感謝すると

運が良くなります。