日本は１９４５年の敗戦により廃墟になりました。
戦中も物資に苦しみ
戦後５年程は一段と苦しみました。
現在７０代後半の方々がおっしゃるには
昭和３０年代前半ぐらいまで
日本は貧しかったとお聴きします。
戦災孤児や戦争未亡人も多かったようです。
物資も窮乏して
餓死者も病気で苦しんだ人も多かったのではないでしょか。
戦後は生きて行くために
また物質的な貧しさから脱出するために
毎日を過ごしていたのではないでしょうか。
戦後も１０～１５年過ぎると高度経済成長が始まり
３０年も過ぎると経済大国になりました。
１９７０年代からダイエットなる言葉も出てきました。
戦後の復興を果たし、貧しさからも脱却しました。
１９８０年代後半にバブル景気が起こり
１９９０年代前半に弾けました。
そこから２０１９年までの現在
ずっと不景気感が漂いながらも
途中に中国に抜かれたと言われながらも
今も経済大国であることは変わりません。
豊かな時代に生まれ育った
現在の新人類世代も５０代になりました。
ロストジェネレーションと言われる４０代も
多様な人生を生きています。
豊かな時代に生まれ育った世代は
良くも悪くも
自分は自分、他人は他人と
色んな生き方を認めることが出来る人も
増えているようです。
お金持ちになりたいとか
偉くなりたいとか
物質的に豊かになりたいとか
旧来の価値観には興味が無い人も少なくありません。
団塊の世代以上の方々には
若い人達は豊かさから逃避しているように
見受けられる事もあるようです。
それでは「豊かさ」とは何でしょう？
あるいは
お金持ちになっても
偉くなっても
物質的に豊かになっても
果たして幸せなのでしょうか？
もしかしたら
豊かさも貧しさも執着すると苦しいのかも知れませんね。
豊かさから逃走するのも
悪くはない場合もあるとは思いますが
自立力と相互扶助の人間関係力は
養っておかないと生きずらい世の中になるかも知れませんね。
精神的に豊かになると
運も良くなります。
