今朝のニュースによると
フランスで80万人規模のデモが起こっているようです。
年金問題について
富裕層を優遇した政策に対する反対運動のようですね。
2010年代は世界各国の先進国で
格差や移民の問題が浮き彫りになりました。
1990年代に本格的に始まった
グローバル化や民営化の流れの結果です。
格差も移民問題も
すでに1990年代末には
取り上げられていましたが
その後の2000~10年代は
問題が解消されるどころか
深刻化したのが現実のようです。
日本は幸運(?)な事にも
この30年間
ソフトランディングすることができました。
60歳以上の世界一の個人金融資産と
世界最速で超高齢化社会になったことが
格差社会をゆっくりとしたものにしてくれました。
それでも2010年代後半に入ると
段々と貧困や格差問題が
話題になることも増えてきました。
この10年で外国人の方も
グッと増えてきましたね。
欧米の1990年代末の空気になってきたようです。
歴史に学ぶのなら
日本の2020年代は
欧米の2000年代の社会心理状態なのかも知れませんね。
年金問題や移民問題など
政府は解決できないどころか
格差が広がって来ることでしょう。
やはり自立力と相互扶助力を高めることが
2020年代にはますます
大切なことではないでしょうか。
自立は孤立やわがままになることではなく
相互扶助はぶら下がり共倒れすることではありません。
少なくともまずはこの10年間を
自らをマネジメントして
信頼できる人達と
共に助け合って行きたいものですね。
自立力と相互扶助力を高めると
運が良くなります。