AKB48の旅

AKB48の旅

AKB48 in TOKYO DOME~1830mの夢~

2012年08月27日 | AKB
直接見ないで言うのも何だけど、可能な限りの映像を確認する限り、すばらしいものだったよう。ネットを見回しても、まだ参戦レポートは上がってきてないようだけど、SSAをも軽く凌駕するできだったんじゃないか。SSAの時は割と早めにレポートが上がってたように記憶してるけど、今回は何か理由があるんだろうか。やはり初日のサプライズが強烈すぎたのか。

でも、初日だけではない、二日目も三日目も、48Gの歴史を考えるとき、初日のサプライズをある意味超える一大イベントだったんじゃないか。二日目は高橋みなみさんの、三日目は前田敦子さんの、それぞれの長年の労をねぎらい、あらためて心からの感謝を伝える、高橋さんは「総監督」となり、前田さんは「卒業」となり、あらためて48Gの中と外から、48Gを支える、礎となる、そういうことなんじゃないか。すごすぎるとしか。

これまでは二人が核となり、中心となり、48Gをその周りに作り上げてきた。あるいは二人を担いで、48Gが自己組織化して行った。けれどもこれからは、二人が正反対の方向、中心とその最遠位端へと分かれて、48Gをそれぞれの間に展開させる、そういうフェイズになったんじゃないか。これが48Gバージョン2の姿なんだろう。つまりはインフレーションの始まり。

前田さんが志半ばで倒れる、ファーストラビットであればこそ、その可能性は十分に高いけど、その屍を超えて二の矢三の矢が放たれる、そういう展開が可能になる布陣をというのが、初日の組閣の意味になるんじゃないか。この読み筋で合ってるんなら、そして秋元康はそういう人だと思ってるけど、東京ドームコンサート三日間の設計のなんという見事さ。

そしてそういう展開を読んでるんだとしたら・・・これ以上書くのはやめようか。もしそうなったとして、その時のたかみなの気持ちを想像するだけで、胸が苦しくなる。北原理英さんは「平成のマザーテレサ」と評したけど、直感としてのその比喩の正しさに唸らざるを得ない。