AKB48の旅

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研究生セレクション審査

2012年08月07日 | AKB
以下2010年6月11日AKB48オフィシャルブログから引用

研究生セレクション審査について

AKB48では、昨年より研究生のセレクション審査を定期的に行っております。
9期までの研究生のセレクション審査(チームに昇格したメンバーは除く)は明日行います。審査基準は舞台上のパフォーマンスだけではなく、集合時間や提出物への意識、AKB48研究生としてのふさわしい行動なども加味されます。

良くファンの方から
「何故、セレクション審査をする必要があるのですか?」
と聞かれますが
それは、どんな状況でも全力を尽くすAKBらしさを研究生のうちから培う為です。

どのような結果が出ようとも、全てそれは自分自身の成長につながることだと思います。

ファンの皆様もご理解下さいますようお願い申し上げます。

以上引用(改行位置を一部変更)********


「研究生セレクション審査」の結果が出たけど、不合格者がなぜそうなったのか、もちろん分からない。けれども常識的に考えて、この結果が突然の決定のはずもなく、48Gの透明性、公正性という「実績」を鑑みても、システムとしてある種合理性を持って、粛々と成績判定が成されてきたと考えても、そんなに外してないと思う。

秋元康の「イエローカード」発言にもあるように、表には出ないけど運営サイドからの指導や注意、警告というのは、常時行われているものなんだろう。「パフォーマンスや様々な指標の数値」という言葉を信じるなら、それこそ通知表あるいは成績判定表のようなものが存在するのかも知れない。それを見せながら、説明しながら、本人に通達したんじゃないか。発表が一日延びたのは、判定が揉めたからとかではなくて、本人を納得させるのに時間がかかったからじゃないかなと推測。

そして、空気読まないで書くけど、これが「淘汰圧」ということ。人工環境なんでイレギュラーな要因は排除されてるから、この圧力が直截的に生存への希求となる。生き残るための模索から何かの偶然でアトラクターとなり、必要なパーツが揃っているなら、そこから自己組織化の奇跡が始まるかもしれない。ぐぐたす見てると、田野優香さんがキーパーソンになり得るのかもとか思いたくなるな。でも、もしそうだとするなら、必然的にチーム4が解体されてしまうことになる。


以下Wikipedia引用********

第一回セレクション審査
最終審査:2009年1月
不合格者:有馬優茄・鈴木菜絵・冨田麻友・畑山亜梨紗・藤本紗羅・村中聡美

第二回セレクション審査
最終審査:2009年5月

第三回セレクション審査
最終審査:2009年11月30日
不合格者:浅居円・石井彩夏・石部郁・郭グレース・小水七海・坂本莉央・杉山未来・冨手麻妙・三木にこる・村中聡美

第四回セレクション審査
最終審査:2010年6月12日
不合格者:石黒貴己・絹本桃子・藤本紗羅

第五回セレクション審査
最終審査:2010年9月29日・30日
不合格者:岩崎仁美・佐野友里子

第5回実施後、セレクション審査は約2年近く行われなかった。その間、12期生オーディションからは最終審査通過者を研究生候補生としてレッスンを行い、その後、研究生候補生対象に行われるセレクション審査に合格した者だけが研究生として正式に加入できるシステムが導入された。

また、この間に11期生は1度もセレクション審査の対象となることなく全員が昇格または辞退のいずれかで研究生の立場を離れている。

以上引用****************


第5回オーディションが2009年4月だから、こうやって見ると、セレクション審査もまた、前に書いた「8期生の謎」と時期的にリンクしているように見えるな。オーディションを受ける側と選ぶ側の問題として捉えてみたけど、そんな単純な話ではないかも。つまりは、このあたりで3チーム制がほぼ確立して、AKBの制度設計全体が見直されたということか。ここから2009年8月23日の組閣祭りまでは一直線ということなんだろう。

もしそうだとすれば、そのような不定定な状態、つまりはイレギュラーがあり得る状況での「刈り込み」行為は、たぶんうまく「淘汰圧」とはならず、原始的な生存本能みたいなものへと変質した可能性がある。とすれば、チーム4問題の本質は、組織ではなく個人の利得を最優先にするような動機づけを与えてしまったことにあるのかもしれない、とか言い放ってみる。

まあ憶測上憶測を重ねてもアレなんだけど、もしかしたら、このあたりの反省に基づいた修正が東京ドームで行われるのか。