AKB48の旅

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組閣

2012年08月25日 | AKB
本ブログ的には「サプライズ」ではないよね。前田敦子卒業というのはそういうことなんだと思うし、あくまでも「予想」とかではなく、「合理的」に考えて、高橋みなみの「プレイイングマネジャー」就任と、チーム4の解体は読めてたと言い張りたい。

ただ、各チームのキャプテンはまったく想定外だった。チームAの篠田さんは意外というか、ここは横山さんが来ると思ってた。チームKは、宮澤さんの移籍に伴う人事だろうし、チームBもテコ入れが必要だったところ。

大島さんは立場上そうするしかないだろうし、なによりここにはJがいるんで、そういうことだと思う。光宗薫、武藤十夢もここということで、弱含みではあるけど、本店におけるチームS相当にして第二段階虎の穴的かな。

梅田さんにしても、出遅れはしたけど、ふさわしい役割を求められてのこと。選抜にまで這い上がってきて、ようやくあるべき場所にたどり着いたんだと思う。ここは、小嶋陽菜という天才のもと、島崎遥香、加藤玲奈、渡辺美優紀と、確変期待のメンバーが配置されてる。そのほかにも敢えて名前を拾わないけど、まあギャンブル枠とでも言うか。

一方で、「総監督」のお膝元、チームAには、岩田華怜、田野優花、横山由依、大島涼花、渡辺麻友、ほか、次世代の中心的な役割を期待されてるメンバーが、手堅く集められてる。ここに高柳明音、山本彩、穴井千尋が加われば、まさに48Gの内閣といった風情になるかな。総じて、第一回組閣に比べても、ポリシーがシンプルかつ合理的に見える。現時点で求め得る最善手と評価できると思う。

そして、この人事の最も秀逸なポイントは、チームの人数にあることは言を待たない。ステージに立てるのは、そのうちの16人だけ。チーム内の競争こそが絶対に必要だったことであり、これによって淀みが払拭されることが期待できる。別の言い方をするなら、「干され」がいよいよ本当に干される。

48Gは立ち止まることを許さない。前進を怠った者は捨て置かれる。そういう意味で、移籍を志願した多田愛佳、高城亜樹、仲川遥香、宮澤佐江、鈴木まりやさんには、エールを送りたい。漂流教室になるのかもしれないし、高い確率でそうなるのかもしれないけど、エラソに言うのも何だけど、その意思や高くかいたい。幸運を祈るよ。