今まで何となく敬遠していましたが、やっと、この課題について勉強する気になってきました。参考書は、今のところ、国際交流基金編の「日本語教授法」および、東外大のホームページです。
たとえ、聞いていて違和感が有っても、何をどうしてあげればよいのか、今のところ、ほとんど手掛かりが有りません。下手に処方をしても、我流では、改善の保証もありません。また、口頭の断面図の説明が有りますが、必ずしも実用的でもありません。いくら文法が分かっても会話できないのと同じです。
しかし、実際に、どういう現象が起こっているのかの説明を受け、舌をいろいろ動かしていますと、少しは改善の手掛かりになるように感じます。
先生向けの聴解の試験は、「日本語らしい日本語」にするためには必要でしょうが、しかし、言葉、単語が相手にうまく届かなければ、行き違いばかりで、ここを飛び越しては、何ら役に立ちません。
また、先生の側から資料を集めましたが、発想を転換して、Siri等と結びつけますと、学習者自身で、チェックできるのではないでしょうか。
すなわち、日本語のつもりで、Siriに話しかけ、「つもり」と、「聞き取り」が一致していなければ、それは、こういう現象になっていませんかということが分かります。改善の方法も示してありますので、やってみて「before」と「after」の違いを明確に認識できれば、より日本語に近い発声が出来るのではないでしょうか。決して、面白い作業ではありませんが、ご自分で繰り返し練習なされば、他人を煩わすことなく、向上が望めます。
学習者は、とにかくここを速い時点に、乗り越えていただきたい。上手く行けば、恐らく、日本人から聞き返される回数が減少するものと考えます。
先生にとっては、集約して、表に取りまとめますと、比較しやすく、頭に入れやすいと考えます、今後も、新しい情報を得次第、どんどん追加、改訂したいと考えます。
やっていて気が付いたのですが、イ段の子音は、他の段の子音とは異なっているのが多く、また、拗音の子音と、イ段の子音が同じというのが多いようです。逆に言いますと、各行の子音は、イ段、拗音以外は同じで、イ段と拗音のみが少し異なっているのが多いようです。
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