いろいろな出来事

日々の出来事や気が付いた事など徒然に書いている双子の父です。
思った事等を思いつきで書いています。

ちょっと思い出を・・・

2007年09月01日 | くも膜下出血

くも膜下出血で倒れての事。
ICU~回復室~脳卒中病棟に移ったのは、1ヶ月も経った頃ですかね。
その頃までの記憶は残念ながらほとんどありまっせん馬鹿な会話もしていたらしいのですが、みんな忘れちゃった・・・

病棟に戻った頃あたりの記憶からの少しずつ残ってるんだけどねぇ。
この頃はまだ自力で歩くこともままならなかった、社会復帰は難しいかなって思ってた。

この頃は声もまともに出なくてカスレ声(嗄声・させい)状態でした。
声は声帯の振動で音となるのですが、1対の膜が閉じたり開いたりして声になってます。その声帯の左側が麻痺して動かないのです。スカスカになった声帯では一息に「あいうえお」というこえ出すのも一息では出せなくて「え」のところで息継ぎしなきゃならんかったです。これは半回神経の片麻痺。

あと、目も左目が真っ暗の状態でした
こっちは、眼球内に血液があふれ出して視界ゼロの状態です。
これは、くも膜下出血のときに頭蓋内の圧力上がって、弱い網膜の毛細血管がブチツ・・・。

そして!
後頭部の切開した辺りがポコっと膨らんできて・・・水頭症

食べることができない、いや唾も飲み込めない(嚥下障害・えんげしょうがい)

と、こんな感じです。
読んでいる方は不快に思うかもしれませんが、このブログは私の普段の日記でもあり、思い出に浸るところ、生活のグチを書いたりしてるので、ご容赦ねがいます

でもねー、咽喉と目で、どっちを先に手術しましょうか?って先生に言われたときは悩みました。咽喉は切開して麻痺した声帯にシリコン入れて隙間を小さくして声を出しやすくする。
目は、ドリルで白目に穴空けて浮かんでいる血塊をかき出すのだそうです・・・。

私は咽喉を選択しました、だってしゃべるのが生活する上で大事だからね、目は片っぽ見えてたらイイヤって感じですかね。
でも、この選択は正解でした

目の中の血塊は次第に小さくなっていき、手術しなくとも普段の生活に支障ないくらいになったもんね


コメント (2)
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