えりも町郷土資料館N42°の会主催「沼見峠妙見様参り」が6月27日にありました。
お参りをする22名の参加者。
沼見峠から見る日高山脈南部の山々。伊能忠敬や松浦武四郎も、この光景を見たのです。
神いるずる沼「カムイトウ」
今回はなだらかな稜線を下り、ワラビタイ沢(カルシコタン)へ下りました。今年度の猿留山道復元ボランティア事業は9月19日(日)に実施します。
また、札幌から専用バスをご利用の方は、9月18日~20日の2泊3日コースとなります。
お問合せは、えりも町郷土資料館( 01466-2-2410 または、erimomus@cocoa.ocn.ne.jp)
自然体験事業「わらしゃんど・えりもまるごと自然体験」の今年度2回目「磯歩き」がありました。えりも町東洋漁港を出発襟裳岬近くの浜まで、自然の海岸を歩きます。
東洋漁港を出発!
チョトマリの穴岩、ここは大潮で潮が引かないと渡れません。
最初は岩場を恐る恐る歩いていた子どもたちも、1時間もすればスタコレサッサと、へっちゃらになります。
昼食後、急な崖を登って、襟裳岬を目指しました。
襟裳岬先端で、帯広畜産大学ゼニガタアザラシ研究グループの方々にゼニガタアザラシを観察させてもらいましたが、遠くて小さかったです。当初の予定では、アザラシの標識装着調査を見学させてもらう予定でしたが、風があり波も出ているということで本日の調査は中止となり、残念でした。
磯でわらしゃんどが波と戯れキャーキャー騒いでいると、近くにゼニガタアザラシ2頭が水面から顔を覗かせました。騒げば騒ぐほどキョロキョロとこちらを向いていましたが、近づいて来ることはありませんでした。警戒しているだけでしょうか?写真には奇跡的にアザラシの頭が写っています。赤いシャツの子ども頭の9時方向に一つ、小さく黒い点があります。拡大して探してみてください。
今朝、栽培センターから電話があり、オオカミウオが揚がった!というので、えりも漁業協同組合東洋事業所へ、大きな魚が赤黒く待っていました。オオカミウオです。
体長86cm、体重4200gとずっしりしていました。
東洋の盛合猛さんのカレイ刺し網(水深45m)にかかっていたとのこと。東洋事業所の所長も「今回で3回目だ~珍しいぞ~」と言っていました。オホーツク海沿岸や根室海峡では特に珍しくない種類だそうです。連絡ありがとうございました。それにしても、上下のキバ(歯)は、一度くらい付いたものは離さない!と主張していますね。体表はヌルヌルしているので、持つとき、下あごとエラに指を入れて持ったのですが、このキバでかまれたら・・・と思うと、死んでいても挟まりたくはなかったです。