えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

猿留山道復元ボランティア~~

2012年06月24日 16時03分19秒 | 猿留山道(さるるさんどう、saruru-mountainpath)

「わらしゃんど えりも・まるごと自然体験」との合同事業として実施した「猿留山道復元ボランティア事業」、朝、えりも町の西海岸は暖かく陽が射していましたが・・・開会式を終え、山中に向かうと「ジリ」です。それでも、元気に5班に分かれて出発。割り当てられた区画をそれぞれササ刈りしました。

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これでまた歩きやすい山道になりました。

沼見峠では、ガスの中、はずかしげな豊似湖が見れました。

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でも、風も強く、寒いのですぐに出発、妙見菩薩や馬頭歓世音菩薩にも挨拶を告げると早々に下山開始となりました。豊似湖へ下りる分かれ道で早めの昼食。

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豊似湖でゆっくりして、無事、ケガもなく終了しました。

みなさん、お疲れ様でした。


猿留山道復元ボランティア事業~フットパス!

2012年06月23日 17時29分43秒 | フットパス

猿留山道復元ボランティア事業、今日はえりもフットパスを歩きました。

旧肉牛牧場の大観望を経由して、庶野桜岡へ下り、百人浜パークゴルフ場の脇を通り、オートキャンプ場をぬけ、悲恋沼から百人浜へ抜けました、

ガスの中、歩くのは、神秘的なものですが・・・・・景色はちょこっと楽しめました。

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エゾシカよけの電気牧柵の脇を歩かせていただき・・・百人浜へ

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緑化事業観察塔にも上り、百人浜の渚まで・・・・楽しい2時間30分でした。

明日は、いよいよ猿留山道です。


猿留山道復元ボランティア事業の準備をしてきました。

2012年06月22日 18時05分18秒 | 猿留山道(さるるさんどう、saruru-mountainpath)

23日(土)24日(日)に開催される「猿留山道復元ボランティア事業」

23日は猿留山道入口から百人浜や襟裳岬を一望する丘から、百人浜悲恋沼までのえりもフットパスコースを歩きます。24日は猿留山道をササを刈る作業を少ししながら、沼見峠を目指します。

22日その下見と準備をしてきました。

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22日の沼見峠、豊似湖ばっちりでした。低い雲が遠くにあり、時おりガスが流れ幻想的な光景でした。

この山道は、1800年に伊能忠敬が測量しています。北海道の名づけ親とも言われる松浦武四郎は馬に乗り探査し、カムイノボリ(観音岳)に登頂しました。

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沼見峠、江戸時代建立の石碑、左:妙見菩薩(1859)、右:馬頭歓世音菩薩(1861)、ともに旅の安全、地域の繁栄が祈願されています。妙見菩薩の石戸は日ごろ閉じられています。ご開帳された場合は、必ず閉めてください。

伊能も松浦もこの石碑がない時代に歩いている。右の緑色のネットは、オンコが枯れないようエゾシカの食害を防ぐために巻かれています。