えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

今日も快晴!

2008年11月24日 11時44分43秒 | えりもの山

昨日、登った観音岳が、襟裳岬地区から見えました。二枚岳~一枚岳の稜線の向こう側、少し出ているのが、観音岳です。

江戸時代、松浦武四郎がどうしても登りたかったのですが、アイヌは神聖な神の山として昇りたがらなかったのですが、武四郎が「夢枕にカムイノボリの神が出て、近年、イナウもお神酒もささげ奉る人がいない。」とアイヌに伝え、お神酒を携え登ったという記録のある山です。081124_003 081124_005

左)左から、オキシッマップ、豊似岳(一番奥)、屏風のように見えるのが通称三枚岳、右側から、一枚、二枚、三枚・・・、右)一枚岳~二枚岳の間から観音岳が顔を見せる。


観音岳調査登山(兼:E子さん追悼登山)

2008年11月23日 16時00分13秒 | えりもの山

11月23日、観音岳に調査登山に行ってきました。えりも山岳会との合同調査。そして、登山は観音岳が始めてだった亡きE子さんの追悼登山でもありました。

猿留山道を沼見峠まで歩きました。天候に恵まれカムイトー(豊似湖・馬蹄湖)もくっきり見えました。

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沼見峠からは雪のササ原こぎです。しばらく行くと、奥山伴僧坊大権現(620m地点、山岳宗教・山伏系?)があります。 ここまでがきつい!そこから、登ること約1時間で観音岳(932m)の頂上に着きました。

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頂上からは、豊似岳(上右写真の右側のピーク)から、ラッコ岳など遠く南部日高山脈がきれいな姿を見せてくれました。南側には、三枚岳・一枚岳の稜線の向こう側に百人浜と襟裳岬が逆行の中、うっすらとその姿を見せ、風向きで海の波の状況が襟裳岬の東西で異なることがよくわかりました。

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近年にない早い時期の降雪で、どこまでいけるか心配していましたが、観音岳の頂上まで行くことができました。残念ながら、今回はナキウサギの声を聞くことはできませんでした。ヒグマの足跡もなく、エゾシカの足跡が稜線沿いにありました。

積雪ササ原こぎはきついですが、夏よりは楽だと思います。夏、シカ道もあるかと思いますが、チシマザサの中をこぐ覚悟が必要でしょう。国定公園内ですが、登山道を整備すれば、襟裳岬・百人浜・豊似岳・ラッコ岳などの南部日高山脈・十勝港・十勝海岸と360°景色もよいので、喜ばれるコースになると思いました。

8時20分えりも本町出発、猿留山道入口9:10分出発、奥山奥山伴僧坊大権現11:10、30分程度休憩、12:15ごろ観音岳ピーク、15:10えりも本町着(ゆっくりペースです)。


子どもたちの陶芸体験

2008年11月22日 15時53分13秒 | 子ども伝統文化教室

子どもたちが、陶芸にチャレンジ!いつも遊んでいる「あぶらねんど」とは違って、次第に乾燥してく粘土、手びねりで作らせましたが、なかなか、思いどおりにならない子も、それでも物を作るのは面白いようで、次々と作品を作り出していました。本来なら、2度目で削りをしたいところですが、今回は、乾燥させて素焼き、12月始めに色をつけて、本焼で完成させる予定です。さて、どんな作品に仕上がるか!?今から楽しみですね。(えりも町郷土資料館N42°の会主催、子ども伝統文化教室助成事業)

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子ども生け花体験!

2008年11月09日 13時24分15秒 | 子ども伝統文化教室

ペットボトルにオアシス(剣山の代わり)を針金で固定して、ぞれぞれに自由に花を生けました。最初は緊張していた子どもたちも、茎をはさみで切り、長さをあわせ、好みのスタイルにそろえていました。立体感を出すこと、中心を考えること、と指導していただいたのは、浦河町の鎌田先生。「子どもたちは、思いっきりがよくで、元気に生けていました。みなさんイイセンスです。」とおしゃっていました。今回は’自由花’でした。。(えりも町郷土資料館N42°の会主催、子ども伝統文化教室助成事業)

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081108_053最後にそろって記念撮影!


えりも小学校親子レクで七宝焼き

2008年11月08日 12時05分41秒 | 来館学習・学芸員派遣事業

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081107_010 銅版に色を置く参加者

えりも小学校5年生の親子レクに、七宝焼き指導の依頼を受けました。銅版を3cm角に切って、模様を描いて焼きました。雪だるま、野球のボールなど様々な模様が浮かび上がりましたが、厚くのせすぎて、上手に仕上がらなかった人もいます。2台の電気炉で、先生にも焼き手にまわってもらい、なんとか50名ほどの作品、中には2枚3枚とチャレンジする子もいて、焼き手は汗だく!手は焼けどしそうになるし・・・でも、楽しんでいただけたようです。七宝焼きは、日本の伝統工芸の一つなのですね。