カンラン岩と高山植物で有名なアポイ岳を有する様似町主催の「様似ジオ塾inえりも」が、当えりも町で開催されました。
地質はつながっている、日高山脈の大きな動きがアポイ岳や幌満のカンラン岩帯を産み出している。えりもには日高山脈造山を運動に知る重要な手がかりとなる地質がある!ということでしょう~~
皆さん雨の中、えりもを巡検しました。えりも町郷土資料館としても勉強のチャンス、地元情報(歴史や自然など)をお話させていただきながら、学んできました。
黄金道路沿いにあるフォルンフェスルの岩、雨に濡れ、縞状の模様がきれいに見えました。
縞状に堆積した岩(堆積岩)が、造山活動の熱によって変成したものです。
その後、豊似湖に行きました。小雨の豊似湖も静かでいいものでした。湖の右と左で岩石の種類が異なるのです。ここに断層が走っている。
湖畔やバスの中で昼食、その後、バスは百人浜へ・・・・・
百人浜の歴史、一石一字塔について学ぶ参加者。
襟裳岬の先端では、造山運動の影響で、様々な種類の岩石が混じっている岩を観察しました。一つの岩に、砂岩・泥岩・花崗岩など堆積岩と火成岩が混じっています。貝化石も混じることもがあるそうです。
その後、襟裳岬「風の館」で、ゼニガタアザラシを観察し、国指定名勝ピリカノカ・オンネエンルムについても学びました。ラッコも観察できましたよ!